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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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関東と関西の文化の違いか確執か…京橋~天王寺~関西空港~函館~北斗市

2007年09月15日 17時53分10秒 | Weblog
電力会社によって電力の周波数が異なります。
エアコンなどのインバーダー機能とは、室温に合わせてこの周波数をコントロールして適温を保つ機能です。
東京電力、東北電力、北海道電力は50ヘルツで、その他の電力会社は全て60ヘルツです。
現在の電気機器の殆どは50ヘルツでも60ヘルツでも双方に対応できるように改善されておりますが、昔は関東から関西へ行ったら、電気機器の使用の際に50から60に切り替えなければなりませんでした。

50ヘルツ用のヘアードライヤーを関西で使用しますと20%も出力が大きくなりますが、逆に60ヘルツ用のドライヤーを関東で使用しますと20%の出力低下を起こします。
新幹線車両は東京駅で50から60の車両に切り替えるために、東北新幹線の車両がそのまま東海道新幹線に乗り入れる事が出来ず、嫌でも乗り換えになり、とても不便です。
最初から50ヘルツか60ヘルツか或いは55ヘルツかに統一出来なかったのでしょうか…

元々、公的な電力会社だったものを民営分社化の際の経緯があったと言います。
たまたまそれまで使用していた発電機が、西日本に60ヘルツが多く、東日本に50ヘルツが多かった事が要因のようです。
現在のようにライフラインがグローバル化するとは想像もつかなかったのでしょう。
それに加え、江戸とナニワの意地の張り合いも、もっと大きな起因となったようです。

関東以北の地域でエスカレーターや動く歩道に乗ると荷物を持った人などは、左側に立ち止まり、右側を開けて急ぐ人を通します。ところが大阪のデパートや公共の場所では、右側に立ち止まり、左側を明けて人を通します。大阪の人々が東京に来た時は戸惑い、東京以北の方々が大阪に来た時はもっと戸惑い、場合によってはマナー違反だと勘違いを…

東京と大阪の文化や歴史の違いを見るのは楽しいものです。
地域ごとの風土、風習を尊重するのは大切なことです。
しかし、豊臣秀吉と徳川家康の戦国時代の名残りでの確執があるとするならば、何とも大人気ない気もするのですが…

写真は今日、函館行きの飛行機に搭乗する際に撮りましたが、関西から函館も鹿児島も1時間半あまりで到着します。
一瞬のうちに文化も歴史も風習も異なる場所に行ける…
しかし、身柄は移動できても風習や習慣まで瞬時に移動できないものですね。

まだまだ残暑厳しい関西から肌寒さを感じる北海道に1時間40分で移動してきました。
一週間の東京、関西往復出張を終えて帰社しましたが、明後日は再入院となるため明日も何かと雑務に追われそうです。
私の場合、入院と言っても安部総理と異なり、計画的入院ですが…
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