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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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輻射冷房の家…岡山~倉敷~福山

2006年08月20日 19時20分02秒 | Weblog
写真は今日、20日日曜日に訪れた倉敷市内のファースの家完成見学会で撮りました。
向かって左から(有)林建設の三男の林三郎さん(姪さんを抱っこ)、大工さんで工務部長の松永宏紀さん、前が次男の真二郎さん、私の隣が長男の俊文さん(娘さんを抱っこ)と、右が新築を予定している歯科医で、たけまさ歯科の武政栄作さんです。

今日の倉敷市は朝から陽射しが強く夕方まで30℃以上の猛暑でした。聞いたら全国的に猛暑だったみたいですね。この猛暑の中でのファースの家の見学会はとてもタイムリーです。
猛暑の中から家に入りますと気温こそ27℃程度を特別下げておりませんが、家全体の湿度を外気より20%ほど低くなっているため、冷房の質が異なります。

ファースの家は天井裏に設置した(小屋裏と断熱気密層で断絶)の専用エアコンが天井裏を均一に冷やし、その熱を床下の送り込みます。床下から外壁側のインナー通気層を通じて天井裏に返されて循環するようになっております。このため家の中の気温と床面、壁面、天井面の温度が殆ど同じになるようにしております。つまり、エアコンは室内に露出しておらず、床面、壁面、天井面からの輻射冷熱だけで冷房空間を構築しております。

更に外気より20%低い湿度で我々の身体から水分を蒸発させて体温を奪ってくれるため、清涼感が異なります。
家全体がこのようになるように創られております。
林建設さんは大工さんで実直、朴訥な林正志社長さんのもと、三人のご子息と松永さんのコンビネーションがとてもフィットしております。理想的な地場密着の工務店経営を行っています。松永先生もファースの家より先に、この林建設さんの家づくりに対するチームワークと熱心な仕事ぶりに注目されたそうです。

家づくりを思いたった時、その施工を何処に発注するかを検討しますが、ブランド志向でハウスメーカー、或いは外観の素晴らしい家をつくるビルダーなどの他に親戚や知り合いの工務店などから選択します。
たけまさ先生のように地元に密着して見事なチームワークに注目する人もいらっしゃるわけです。
お客様は様々な視点から私達を見ているんですね。
たけまさ先生は、そのチームワークでつくる家の温熱環境が普通の家で無い事にとても感心しておられました。

猛暑の中を福山に移動してきましたが、今日の日曜日、幸いにして相談メールがないようです。
この猛暑の甲子園では暑さに弱いはずの北海道チームが頑張っています。
引き分け再試合…もう、どちらにも優勝旗をあげたい気持ちですね…

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