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酒造り真っ最中の榎酒造さん訪問

2024-01-29 09:50:40 | ブログ

広島県呉市の瀬戸内、音戸(おんど)町の榎酒造さん。酒造りの最中に訪問したのは何年ぶりでしょうか。

高台にある公園から見た音戸です。左側の赤い橋が音戸大橋。対岸が倉橋島です。

今回も四代目榎俊宏社長が出迎えてくれました。

今期も榎酒造さんは少数精鋭です。蔵人は奥の藤田忠杜氏と馬越さんの2人のみ。人手が必要な時だけ手前右の瓶詰めを主な担当としている方とその左の榎俊宏社長が手伝います。小さな蔵なので、なんでもこなさなければなりません。杜氏をはじめ全員働き者です。今期も若さと夢と情熱で酒づくりに取り組んでいます。

2001年から榎酒造さんで杜氏を務めている藤田忠杜氏も40代になり、酒造りも脂がのってきたね、と言われます。研究熱心で「できない」と言わない方。技術研究やデータ分析を重ね、華鳩の酒を世に送り続けています。

今期から新しく買い換えたヤブタ(自動圧搾濾過機)です。これを導入した効果・効率は絶大だそうです。

そしてこちらの洗米機も最新式。最近多くの蔵元が導入している優れものですが、こう見えて(?)意外と高額です。

華鳩の新酒「しぼり花ハト」シリーズが続々と出来ています。

左から「こいもみじ 純米大吟醸 無濾過生原酒」「八反錦 中汲み 純米吟醸 無濾過生原酒」「八反錦 純米吟醸 無濾過生原酒」です。

どれもフレッシュで米の甘みたっぷり。キリッと冷やしてお召し上がりください。

もう1本おすすめのお酒です。

「生酛純米吟醸原酒」なんと720mlのみ28BYが少しだけあります。これは燗に向くように7号酵母で仕込んだとのことで、旨味たっぷり、熟成感たっぷりの旨酒。ぬる燗から熱燗までお楽しみいただけます。

「生酛純米吟醸原酒」は今期久しぶりに仕込んでいるそうですが、今回は9号酵母で仕込んだそうです。どう変わるのでしょうか。

これらも現地に行かないと分からない情報ですね。

定期的な蔵訪問は欠かせません。(O.K.)