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写真付きで日記や趣味をいろいろなメンバーが書きます。

丹波篠山産 山の芋

2015-11-09 09:53:35 | ブログ

夏が過ぎ、比較的穏やかな気候が続いているので、今年の秋は長いような気がしますね 新米が美味しく、果物も豊富な実りの秋 私はこのところ、きのこの食べ比べにはまっています  珍しい形や奇抜な色のきのこなど、見たことのないきのこも勇気を出して食べればそれぞれに食感や味わいが違い、とても面白いです。お料理に使うときは一種類ではなく、数種類合わせるとうまみが複雑になっておいしいですよ
あれもこれも食べたい食欲の秋ですが、もし『最後の晩餐に何を食べたい?』と聞かれたら、皆さんは何を選びますかいつもは我慢している高カロリーなもの、高価な贅沢食材、もしくは思い出の味・・・きっと人それぞれですよね。
私が選ぶとしたら、それは『とろろご飯』。地味なのかマニアックなのか、大抵共感は得られませんが  粘りの強いとろろをダシで丁寧にのばした、香りの高いとろろご飯は最高いっそご飯がなくてもいいくらい、とろろが大好物です
そんな私の“とろろ愛”にぴったりのお店を友人が見つけてくれ、食べに行ったのが、このとろろ鍋!

味噌仕立てのスープにつくねや豚バラ、きのこ・白菜・ごぼうなどの野菜をたっぷり加え、煮えたところにとろろをかけます。蓋をして少し蒸らした後にいただくと、スープはとろっとろ、ダシや味噌だけでは出ないコクもあり、締めの雑炊は旨みでいっぱい  鍋だけでなく、生のままカットしたもの、山椒がピリッと後をひくほくほくのポテトフライ、とろろを揚げたもちもちの団子、皮ごとおろしているから食べ物の色ではなかったけど(セメント色でした)濃い味のとろろなど、色々楽しめて大満足
弊社からもそろそろ丹波篠山の特産、山の芋の新物が登場です。

丹波篠山の山の芋は粘りが格段につよく、きめが細かい上、アミノ酸が豊富なのでうまみもあり、特に質が良いと人気です。
丹波篠山の気候風土(適度な降水量、霧、寒暖差など)が適している上、江戸時代から栽培の歴史があり、質のよい芋を代々淘汰してきたことも高品質の山の芋が栽培される理由だそうです。畑の見学に行ったことがあるのですが、毎日畑に入り、葉に日が当たりやすいようにと山状につるを盛っていく一方で、葉で作られた栄養をそのまま芋に取り込めるよう、不要なつるは伸びる前に刈り取るなど、とても丁寧に手をかけて育てられています。

篠山の中でもなかなかマネのできない、経験だけが頼りの優れた技なのだそうです。
このように大切に育てられた滋養豊富な山の芋を食べれば、最後の晩餐も遠のきそうですね  すりおろす手間が楽しくなるくらいおいしいので、皆さんにもぜひ食べていただきたいです。お歳暮にもおすすめ、私に贈ってくださるなら、なお大歓迎です
(営業補佐 K.N)