小説家・有島武郎(1878~1923)の自邸として、大正2(1913)年に北12条西3丁目に建設されたもの。 青・壮年期の合わせて12年間を過ごした札幌は、武郎にとっては特別な思い入れのある場所であり、この地に永住する気持ちで自ら設計構想にあたってこの家を建てたそうです。 しかし完成翌年、愛妻・安子が病(肺結核)に倒れたこともあり、札幌での生活は早々に切り上げられ、以後この建物は幾度かの変遷を経て北海道大学の手に渡って職員や大学院の寮として利用されていました。 昭和58(1983)年の廃寮に伴って「札幌芸術の森」内に移築され、現在は有島武郎に関する資料の展示室となっています。 室内から見る菱形模様の窓のデザインが特に強く印象に残る建物でした。 北海道札幌市南区芸術の森2-75 札幌芸術の森 07年05月上旬
小説家・有島武郎(1878~1923)の自邸として、大正2(1913)年に北12条西3丁目に建設されたもの。 青・壮年期の合わせて12年間を過ごした札幌は、武郎にとっては特別な思い入れのある場所であり、この地に永住する気持ちで自ら設計構想にあたってこの家を建てたそうです。 しかし完成翌年、愛妻・安子が病(肺結核)に倒れたこともあり、札幌での生活は早々に切り上げられ、以後この建物は幾度かの変遷を経て北海道大学の手に渡って職員や大学院の寮として利用されていました。 昭和58(1983)年の廃寮に伴って「札幌芸術の森」内に移築され、現在は有島武郎に関する資料の展示室となっています。 室内から見る菱形模様の窓のデザインが特に強く印象に残る建物でした。 北海道札幌市南区芸術の森2-75 札幌芸術の森 07年05月上旬
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