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旧大井上理農学研究所(大正8年築 1919)。 「巨峰」の生みの親として名高い大井上康(1892~1952)が、葡萄研究所として自ら設計し、東京から大工を連れてきて建てさせたという白壁の洋風建築。 現在は大井上に関する学術資料の保管場所になってるようですが、丘というか小山というのか、徒歩では簡単に辿り着けないような高台の上に建っていました。 苦悩の研究の末、昭和19(1944)年(現地案内板の年数に従います)に新品種の交配に成功し、ここから見える富士山に因んでこのブドウを「巨峰」と名付けたというエピソードが泣かせます。 静岡県伊豆市(旧中伊豆町)上白岩2000 06年12月下旬
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