クリストファ・ノッス宣教師を工事主として昭和4(1929)年に建てられた礼拝堂。 昭和31(1956)年に2階からの出火で半焼し内外とも復旧工事を受けています。 現在の建物の外壁は白色で平滑なものになっていますが、古写真を見てみると濃淡のある立体的な壁面で大変趣深い建物であった事が見てとれました(白黒写真なので色までは判別出来ず)。 設計者は不明ですが同一教区内の建物設計は同一人物に任せるのが慣例で、県内の日本基督教団の教会を担当したのがヴォーリズであった事からこの建物も彼の設計である可能性があるそうです。 福島県郡山市細沼町8-12 07年11月上旬
※現役の教会です。 見学の際はご配慮願います。
参考 『福島県の近代化遺産』 2010
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます