扉の向こう

2013-01-22 20:28:21 | 愛媛・香川

 扉の奥は…


 人形達の住む世界。
 

 「目前の愛1」 1995




 御馴染みの竹内金庫(竹内製造)。


 打刻された銘板には明治二十四年製造の文字。


 扉を閉めかけた時に別の視線に気づく…


 「キリエ・エレイソン3」 1997




 ちょっと前にここから入ってきたのでした。




 ここにも2体。


 「ピグマリオニスム・ナルシシズム」 1998


 「ルネ・マルグリットの男」 1970  70年大阪万博の繊維館、真紅のロビーに十数体の彼が並んでいた。


 「彼」の隣りの部屋は応接室。


 ここは昭和11(1936)年に建てられた迎賓館。


 施工は清水組大阪支店。


 照明器具なども昔日の物が残っている。


 この人形は作り手が異なるよう。


 「クウァジ・ウルティマ」 1995


 …杉様?


 「機械仕掛の少年1」 1980








 この時点でテンションが上がってフワフワした感覚。


 何を見て撮っているのか頭が理解していない状態。




 窓から外を覗くと、この建物の本来の玄関(正門)が見えた。 




 館内のBGMはもちろんニーナ・シモン。




 

 自分は光に呼び寄せられる虫けら。


 格の高い御客様はこちらからどうぞ、となる。


 先程の応接室から見ると外はこんな感じです。




 分かりにくいけど奥の右手に扉がある。


 扉を開けると…!


 「男」 2000


 我が故郷・立川市のオリジナルキャラクター(ゆるキャラ?)は「くるりん」だそうです。 どうでもいい情報ですが、何となく思い出した。


 和室ソーン。


 もう一度言っておきますがテンション上がり過ぎて脳が若干マヒしてる状況で写真を撮っています。 解説や説明文が右から左へ抜けていく状態。






 









 これも「ちんくぐり」でいいのかな。




 和室から廊下へ出て襖を開けたらこの人。


 「機械仕掛の人形1」 2000


 これで1階を全部見たのでようやく2階へ。 (続く…)


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2 コメント

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Unknown (蜥蜴)
2013-01-23 18:49:27
うわ~っ!!!!!
四谷シモンですねぇ。

なんて愉しそう。
人形と建物の融合が見事ですねぇ。
自分も見て見たいです。
乱歩の世界みたいだなぁ。

アイアンのにょろっとした感じも素敵です。
金具が欲しい…(笑)

ルネ・マルグリットの男が、
深紅の絨毯にたくさん並んでいる所が見たいですな。
螺旋階段に永遠と並んでても…
妄想が膨らみます。(笑)

あっ。かなり遅らばせながら、
明けましておめでとうございます。
今年も、主様のブログの更新大変楽しみにしております。
よろしくお願い致します。
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しばしお待ちを。 (es)
2013-01-24 19:47:07
蜥蜴さん、こんばんは。
四谷シモンさんの事は御存じでしたか。
私は全く存じ上げず、「球体関節人形」なる言葉を聞いたのも今回が初めてでした。

ちょっと閉鎖的で耽美な雰囲気もする洋館に、謎っぽくて艶めかしい人形達。
いけない妄想に駆り立てられ自我を失いかけていましたが、それも何か心地良く、
自分も「標本」の一つとして館内に閉じ込められ、それでもなお楽しんでいるような不思議な気分でした。

いやぁ~ここは凄い、かなりお勧めの場所ですね。
現在後編を製作中ですが写真がかなり多くなってしまい纏め上げるのも大変です(笑)。
ヘタな言葉で飾らず、素材だけの記事にしようと思っています…。
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