坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

義なきを義とす

2013年02月05日 | 坊主の家計簿
明日は御近所で一泊研修。徒歩10分圏内、自転車3分圏内。
会場がある元・被差別に関しての諸々の裏話も知っていたりする。まあ、これは御近所になってからでなく、大阪の市民運動の人達との交流の中で知った事なんだが。

「人間の街」という映画がある。良い言葉だ、人間の街。
人間の街を作る人は人間だ。

親鸞の人間観は「煩悩具足のわれら」である。「ねたみ、うらみ、そねみ」である。決して悟ったお上人様ではない。剥き出しの生身の人間である。

小西邦彦さんという方が居られた。飛鳥会事件の方だが、小西邦彦さんも解放運動家である。

人間の街。非常に素敵な言葉だ。ルール、ルールでがんじがらめになったり、坊主、教師、運動家が聖職者であらなければならない様な価値観は息苦しくて下らない。

体罰を否定する体罰教師が居ても構わんのだが、それを許さない様なムードを作り出している人達は、一体御自分を何様だと思って居られるのだろうか?

矛盾や、迷いなど、生々しい人間感情が奪われて行く様な世の中なんて真っ平ゴメンだな。

ブログじゃないけど、タイトルを付けるなら「義なきを義とす」やな。

前頭葉だけで生きれると思うなよ。