身体と心は繋がっている、というけれど、スピリチュアルな話ではなくて、こういう心理状態だとこういう姿勢になって、こういう姿勢が続くと特定の筋肉が凝る、この筋肉が凝ると血流が悪くなって手足が冷える、などちゃんと根拠があります。
例えば、仕事や家でいつも怒られると、自然と身構えてしまうため、お腹を守る姿勢になる、内臓が圧迫されて内臓の血の巡りが悪くなる→消化不良、身構える姿勢で腕が緊張する→肩が前に入ってくる→肩凝り→背中が丸まって呼吸が浅くなる→リラックスできない→不眠、など心理状態によって力が入る場所でいろいろな影響を及ぼします。
だから、様子や疲れ具合を聞いたりして、このへんほぐしたら楽になりそう、冷えが改善しそう、とヨガのレッスンに取り入れています。
ヨガが苦手、という人には「宇宙や大地と繋がって〜うんぬん」みたいなスピリチュアルに偏る感じが受け付けない、というのもひとつの理由だそうです。
わたしもひと通り学んで、それはそれで知識としておいておくけれども、レッスンではきちんと体や生理学的に根拠のある現実的なかたちでヨガをお伝えできればと思っているので、そういうのが苦手な方も安心してご参加いただけたら嬉しいです。
お昼寝してるレッサーパンダ