チャクラ(Chakra)はサンスクリット語でwheel、車輪を表します。東洋でいう、「気」は、life force energy 、vital energyもしくは Prana と呼ばれ、それはnadi という管(経絡)を通じて身体を廻ります。また、それはチャクラに保存されたり、チャクラから、関係する臓器や、身体の部分に送られます。
Life force energy は、チャクラを刺激し、活性化することで高めたり、エネルギーのバランスをとることができると言われています。チャクラのバランスがとれると、客観的に物事に対処できるようになったり、無条件の愛によって、自分とすべての生命を尊び、つながることができるようになります。また、競争や支配、権力や上下関係の時代は星の動きではもう終わっており、バランスがとれて調和的な、皆が平等でお互いを受け入れる時代に入っています。古い価値観や、しきたりによって相手をしばりつけようとする人たちの間をするりとすり抜け、相手もハッピーで、フラットでオープンなスタンスでいることで、新しい風をキャッチして時代のエネルギーに乗り、自分の人生を本来の意味で生きることができるようになります。
Chakra は、身体の中心線、背骨、脊髄にそれぞれ位置すると考えられています(Sushumna nadi ) 。ヨガの様々な練習は、これらのenergy system のブロック(つまらせて流れを通りにくくしているもの)を浄化したり、足りないエネルギーを補うようにデザインされているといいます。
それぞれのChakra には象徴される意味や、カラーがあり、自然界にあるもの(natural element) とも関係しています。
1. Muladhara Chakra (Root Chakra) 赤
Mula(root) adhara(foundation)。尾てい骨にある。生命力や大地に足をつける、根をはる(grounding)、活力などに関わる。エレメントはEarth。第一チャクラの中心には3回半とぐろをまいたKundalini Shakti という蛇の女神さまがいて、それは、Kundalini energy と呼ばれる。Mantra,Lam
2. Svadhistana Chakra オレンジ
Sva(self,dwelling) adhistama(place)。下腹部にある。感情や感覚、喜び、セクシャリティー、クリエイティビティ、心豊かな配慮や愛のこもった世話などに関わる。エレメントはWater。Mantra,Vam
3. Manipura Chakra 黄色
Mani(jewels) pura(city)。みぞおち(solar plexus)にある。アクションや、意志、情熱やパワーに関わる。また、self-transformationの力や、消化(agniの力)や新陳代謝にも関係している。エレメントはFire(Agni)。Mantra,Ram
4. Anahata Chakra エメラルドグリーン
ハートにある(ハートチャクラ)。身体と意識のバランス、無条件の愛、universal love,accepting others 、相手をジャッジせず、客観的に受け入れる。エレメントはAir。Mantra,Yam
5. Vissuddha Chakra ( Throat Chakra ) 青
Purity(純粋、清浄)。のどにある。自己表現とコミュニケーションに関係する。自分との、純粋で正直なコミュニケーション、まずはハートに正直になり、正直にのどから出す。(Satya)エレメントはEther。Mantra,Ham
6. Ajna Chakra (The third eye ) インディゴ
第三の目。エレメントは光で、すべてのエレメントが合わさって、ピュアなエッセンスになり、光になった感じ。Self-realization。霊的な感覚。Mantra,Ksam
7. Sahasrara Chakra (Crown Chakra) 紫
頭頂部に位置する。継続的な瞑想と意識の拡大によって開く。普遍性、解脱。たましいの気づき。Universal consciousness, bliss, samadhi。Thousand Petaled Lotus 千枚の花びらの蓮華(1008枚)とも言われる。宇宙のエネルギー。偏見もいい、わるいもない世界。うわさ話、ゴシップに加わらないこと。Mantra,Aum
参照
CHAKRA MANTRA チャクラ・マントラ ーヴェーダの音の響きによるヒーリングー
Nityananda Todo
幸運体質になれる瞑想CDブック ウィリアム・レーネン 伊藤仁彦 訳
先生のお話、自分の学習ノート