先日、夏に入ってからずっと見に行きたかった「わたしのワンピース」50周年 西巻茅子展を見に行きました。
場所は、県立神奈川近代文学館、元町・中華街駅から、港の見える丘公園のほうに登って行ったところです。
雨が降っていたので、港の見える丘公園は、公園作業の人しかいませんでした。そこから薔薇園の方に降りていくと、湿ったハーブと薔薇の香りがしました。
霧笛橋を渡って文学館に着くと、看板がかかっていました!
「わたしのワンピース」のうさぎの絵が可愛いです!お花ばたけに行ったら、ワンピースの模様がお花になったり、ことりがやってきてことり柄になったり、虹や星空もようになったり、夢いっぱいのわくわくするお話です。
ここは記念撮影していい場所で撮りました。
絵はリトグラフという版画の技法で描かれていたんですね!
いろいろな絵本の原画などが展示してあり、絵本のストーリーも紹介されていたり。じっくり見てしまいました。お話に出てくる女の子や動物たちが、いきいきしてあたたかくて、やさしさが伝わってきます。
女の子が帰って来なくて、心配して家のぬいぐるみやおもちゃたちが迎えに行くシーンの絵とか、なんてすてきなんだろうと思ってなぜか泣けてきました。
いちばん新しい絵本が「いえでをしたてるてるぼうず」といって、てるてるぼうずが、お天気にしげあげたのに、そのおうちの人においてけぼりにされて、プンプン怒って家出をするお話なのですが、その絵がいじらしくて、かわいくて、てるてるぼうずに意思があるのが新鮮で、引き込まれて見入ってしまいました。
2019年7月20日(土)〜9月23日(月・祝)まで
9:00〜17:00(入館は16:30まで)/月曜休館(祝休日は開館)
県立神奈川近代文学館
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もしも、わたしが「ねぇねぇアレクサ!」のあのCMのアレクサで、人間に偉そうに音楽かけて、とか、肉じゃがの作り方教えて、とか言われ続けたら、反乱を起こすか、家出したくなるかも。だからすごくてるてるぼうずの気持ちに共感します!