湿気が多い日のアーユルヴェーダ的過ごし方
梅雨が近づいてきたのか、湿気の多い日が増えてきましたね!湿気が多いと体も気分も重だるくなりますよね。
アーユルヴェーダでは、こんな日は「カパ(水+土のエネルギー)」と「アーマ(未消化物)」が増えやすい状態だと考えます。
つまり、湿気の多い日は「重い・冷たい・ぬめっとした」性質が体にも心にも影響しやすいといえます。
今回は体がちょっと軽くなる湿気の多い日の過ごし方をお伝えします!
1. 朝はちょっと早めに起きて、ゆっくり動き出す
湿気が多いと、体もどんより重くなりがち。
朝一番に舌をきれいにして(舌苔=アーマを取り除く)、白湯を一杯。
午前中に軽く体を動かし、活動的な火の質を高める。
それだけでもスッキリ感が違います!
2. 「軽くて温かいもの」を食べる
湿気で消化力(アグニ)が落ちやすいので、冷たいもの・生もの・乳製品・揚げ物は控えめに。
おすすめは:
• 温かい野菜スープ
• 生姜・クミン・ターメリックを使った料理
避けたい食材:チーズ、ヨーグルト、生野菜、バナナ、アイス、揚げ物、パン類(特に白いパン)、大トロ、油の乗ったサーモン、納豆やとろろなどのネバネバ食材
3. 香りとハーブの力を借りる
湿気が多い日は、心もどんよりしがち。
• 精油なら:ユーカリ、レモングラス、ティートゥリー、ローズマリー
・ハーブティーやジャスミンティーなど香りの良いものがおすすめです
4. オイルマッサージは控えめに(またはドライマッサージ)
カパが増えやすいので、重いオイルマッサージよりも、
ガルシャナ(絹手袋でのドライマッサージ)や、軽いストレッチ・ヨガがおすすめ。
ヨガなら:
• 太陽礼拝
• ツイスト(ねじり系)
• 背骨を刺激する動き
を取り入れると、カパの重さが流れていきます。
レッスンでも、その日の気候や気温、湿気の多さなどによってポーズや呼吸法を変えていますので、毎回その日に合った内容のクラスを受けることができます。詳しくはレッスンで一緒にやっていきましょう!