平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

国防軍?核保有? これを許したらとんでもない時代がやってくる。

2012年11月27日 | 事件・出来事
 昨日のテレビ朝日『ワイドスクランブル』でなかにし礼さんが、今度の選挙の争点について以下のように述べていた。
 要約すると
・タカ派VSハト派
・改憲 VS 護憲

 タカ派・改憲は安倍自民党である。
 何しろ<国防軍>ですからね。
 日本維新の会も。
 何しろ橋下徹副代表も、石原氏と合流する前は安倍さんを党首にと考えていたようですし、石原慎太郎代表は「核兵器保有に関して日本はシミュレーションするべき」ですからね。
 危ない、危ない。

 もし自衛隊が<国防軍>になったら、中国・韓国などとの東アジアの情勢はさらに緊迫するのは必至。
 現在は尖閣問題で中国との貿易が落ち込んで日本経済は悲鳴をあげているのに、さらに落ち込ませるつもりか?
 <核兵器のシミュレーション>を始めたら、世界中から総スカンを食うことは必至。
 日本は戦前と同じ孤立化の道に。
 まあ、日本人がそれを選ぶのなら仕方がないんですけどね。

 安倍晋三氏は、この国を誇りの持てる<美しい国>にしようとし、石原慎太郎氏は「核を持っていない国は外交的に圧倒的に弱い。核を持っていないと発言力は圧倒的にない」から核を持って影響力のある国にしようとしているらしいが、それは正しいのか?
 僕は、第9条の平和憲法を持つ現在の日本を誇りに思いますよ。
 アニメやコミックや萌えなどのクールジャパンを、まさにカッコイイと思いますよ。
 日本食もファッションも、テクノロジーも世界から高い評価を受けているものがあるのに、なぜそれらに誇りを持たない?
 核兵器を保有する強い軍隊があるから偉い国などという発想はまさに20世紀の発想。
 頭が古すぎる。

 ただ、今度の衆議院選挙。
 保守勢力は、マスコミのもてはやされてアピールできているんですけど、ハト派・穏健派・リベラル勢力は影が薄いんですよね。
 マスコミの責任は大きいとは思いますが、そんなマスコミを利用してアピールするという戦略がリベラル勢力に欠けていることも事実。

 本日、旗揚げした嘉田由紀子滋賀県知事の『日本未来の党』。
 まだ具体的な政策は見えなくて動静を見守りたいが、ようやく自民党・日本維新の会に対抗するグループが出来た感じ。
 女性が党首なのもいい。
 ジェンダー論は別の問題として、石原氏も安倍氏も男性論理。
 ここは女性論理の政治家が必要。
 なぜなら母親は自分の子供を戦争に行かせたくないから。
 放射能で汚染された空気を子供に吸わせたくないと考えるから。
 そんな女性論理を政策にしてくれる政治家がやっと現れた。
 嘉田知事は<活女性>(=女性を活かす)という政策も打ち出されているようですし。
 これに『みどりの風』の谷岡郁子さんらが加われば、結構強い女性政党になる。

 今度の選挙で戦争への道を決して選んではならない。


コメント (2)
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