アイスオペレーションとは、つまりは採氷作業のこと。このキーワードでgoogle検索をかけてトップにくる「国立極地研究所 南極観測のホームページ 昭和基地NOW」からまたしても引用させて頂くと……。
天候に恵まれたこの日、わたしたちは年に一度のアイスオペレーションを実施しました。アイスオペレーションとは、国内の教育現場や南極観測の広報活動などで使用する南極氷床の氷を採取する作業で、氷床が海に流れてきた氷山の氷を利用して、毎年、越冬隊が担当しています。
南極氷床の氷は、年々降り積もった雪が融けずに、長い時間をかけて押し固められて圧密されてきたものです。そのため、氷の中には過去の空気が小さな気泡として、高い圧力で閉じこめられており、水に入れるとパチパチという音ともに昔の空気が出てきます。この音と空気を日本にお届けすべく、できるだけはじける気泡が多い氷山が選ばれました。
事前に組み立てておいた、氷を入れるためのたくさんのダンボールを現地に持って行き、氷採取が始まります。ツルハシで氷を切り崩して、箱に詰める作業はとても疲れますが、皆で協力して汗を流す仕事は気持ち良く、楽しみながら丸一日がんばりました。休憩時にはイベント係による流しそうめんが振る舞われ、笑顔いっぱいのアイスオペレーションとなりました。
アニメ本編は、「流しそうめん」のもようまで含めて、この文章をほぼ忠実に再現している。
とりあえず集合したキマリたち。「同行者4名。アイスオペレーションに向かいます」とキマリが通信で基地に報告を入れ、結月が「どれに乗ればいいんです?」と言ったところで、日向が「あ」と向こうを見る。
かなえたちがスノーモービルで迎えにきた!
現地まではこれで行くのだ。一人ずつ後ろの橇に乗って引っ張ってもらう。4人はきゃーきゃーわーわー大はしゃぎ
そして現着
キマリ「すっごー、氷山だ」
結月「こんなに大きな氷を削っていくんですか?」
かなえ「持ち出し禁止の南極で、ゆいいつ自由にお土産にしていいものだからねー。この氷の中には、何万年も前の空気が閉じ込められていて、溶けるとぷちぷち弾けるのよ。ちょっと食べてみる?」
はい!
キマリの「南極4大目標」(ワタシが勝手に命名しました)のうち、「ペンギンと記念写真撮る」は、本編では出てこなかったが、すでに達成済みらしい。まあOPではアザラシと写真を撮ってるほどだから、それくらいはやってるわなあ。でもって、ここで2つ目の「かき氷食べて」をクリア。4話でキマリが挙げた順番と逆になってるのも計算のうちなんだろうけど、つくづく細かい。
残るはあと2つだが……。
かなえ「これが始まると、夏も終わりだなあって思うわ」
日向「そうなんですか?」
かなえ「すぐ秋になって……冬になって」
キマリ「越冬だ!」
日向「冬のあいだって何してるんです?」
かなえ「いろいろやってるよ。ゲームしたり、お酒飲んだり」(ここで、敏夫たちが「流しそうめん」に興じる映像が挿入される)
日向「はあ?」
かなえ(にこにこして)「もちろん、研究や観測なんかも大切だけど、いかんせん、6月になったら1日中夜だからねー」
日向「そっかあ……」
キマリ「極夜……だっけ?」
かなえ「昼前にわずかに地平線が明るくなる。1日のうちに変化はそれだけ。あとはただただ、夜が延々とつづく」
(挿入される極夜のイメージ)
日向「ずっと夜かあ……」
かなえ「でもそのぶん、星は綺麗だけどね。オーロラも見えるし」
キマリ「オーロラ……あっ! そういえば見てない!」
日向「そりゃまだ、ちょっとしか夜にならないからな」
キマリ「ペンギンと記念写真撮って、かき氷食べて、オーロラと南極星まだじゃん!」
日向「だから白夜だって言ってるだろ」
そこにとつぜん、「助けて!」と切迫した声が。
結月が発言しなかったのは、遠慮していたからだろうが、この人はそうじゃなかった。脇でペンギンにスマホを向けていたのだ。それが、いつの間にやらこんなことになっちまってた。
「しあわせ。でも臭い。でもしあわせ。でも臭ーい」(これを微妙に変えながら10回ほどループ)
「私は作業戻るけど、ゆっくりしてきなさいよ。たぶん氷塊も今日が最後でしょ」と、かなえが立ち去っていく。
そっか……
報瀬のわちゃわちゃに付き合う日向。「5メートル以内に近づけないんでー」「助けてって言ってるでしょ~」「無理でーす」
……まあ、本編で描かれなかった「ペンギンとの記念写真」を、この場を借りて思いっきりビジュアル化したということでしょうか
いっぽうこちらはちょっとしんみり。
なんか、すっかり慣れちゃいましたねー、この景色も。
たとえばだけどさ、たとえばだけど……
天候に恵まれたこの日、わたしたちは年に一度のアイスオペレーションを実施しました。アイスオペレーションとは、国内の教育現場や南極観測の広報活動などで使用する南極氷床の氷を採取する作業で、氷床が海に流れてきた氷山の氷を利用して、毎年、越冬隊が担当しています。
南極氷床の氷は、年々降り積もった雪が融けずに、長い時間をかけて押し固められて圧密されてきたものです。そのため、氷の中には過去の空気が小さな気泡として、高い圧力で閉じこめられており、水に入れるとパチパチという音ともに昔の空気が出てきます。この音と空気を日本にお届けすべく、できるだけはじける気泡が多い氷山が選ばれました。
事前に組み立てておいた、氷を入れるためのたくさんのダンボールを現地に持って行き、氷採取が始まります。ツルハシで氷を切り崩して、箱に詰める作業はとても疲れますが、皆で協力して汗を流す仕事は気持ち良く、楽しみながら丸一日がんばりました。休憩時にはイベント係による流しそうめんが振る舞われ、笑顔いっぱいのアイスオペレーションとなりました。
アニメ本編は、「流しそうめん」のもようまで含めて、この文章をほぼ忠実に再現している。
とりあえず集合したキマリたち。「同行者4名。アイスオペレーションに向かいます」とキマリが通信で基地に報告を入れ、結月が「どれに乗ればいいんです?」と言ったところで、日向が「あ」と向こうを見る。
かなえたちがスノーモービルで迎えにきた!
現地まではこれで行くのだ。一人ずつ後ろの橇に乗って引っ張ってもらう。4人はきゃーきゃーわーわー大はしゃぎ
そして現着
キマリ「すっごー、氷山だ」
結月「こんなに大きな氷を削っていくんですか?」
かなえ「持ち出し禁止の南極で、ゆいいつ自由にお土産にしていいものだからねー。この氷の中には、何万年も前の空気が閉じ込められていて、溶けるとぷちぷち弾けるのよ。ちょっと食べてみる?」
はい!
キマリの「南極4大目標」(ワタシが勝手に命名しました)のうち、「ペンギンと記念写真撮る」は、本編では出てこなかったが、すでに達成済みらしい。まあOPではアザラシと写真を撮ってるほどだから、それくらいはやってるわなあ。でもって、ここで2つ目の「かき氷食べて」をクリア。4話でキマリが挙げた順番と逆になってるのも計算のうちなんだろうけど、つくづく細かい。
残るはあと2つだが……。
かなえ「これが始まると、夏も終わりだなあって思うわ」
日向「そうなんですか?」
かなえ「すぐ秋になって……冬になって」
キマリ「越冬だ!」
日向「冬のあいだって何してるんです?」
かなえ「いろいろやってるよ。ゲームしたり、お酒飲んだり」(ここで、敏夫たちが「流しそうめん」に興じる映像が挿入される)
日向「はあ?」
かなえ(にこにこして)「もちろん、研究や観測なんかも大切だけど、いかんせん、6月になったら1日中夜だからねー」
日向「そっかあ……」
キマリ「極夜……だっけ?」
かなえ「昼前にわずかに地平線が明るくなる。1日のうちに変化はそれだけ。あとはただただ、夜が延々とつづく」
(挿入される極夜のイメージ)
日向「ずっと夜かあ……」
かなえ「でもそのぶん、星は綺麗だけどね。オーロラも見えるし」
キマリ「オーロラ……あっ! そういえば見てない!」
日向「そりゃまだ、ちょっとしか夜にならないからな」
キマリ「ペンギンと記念写真撮って、かき氷食べて、オーロラと南極星まだじゃん!」
日向「だから白夜だって言ってるだろ」
そこにとつぜん、「助けて!」と切迫した声が。
結月が発言しなかったのは、遠慮していたからだろうが、この人はそうじゃなかった。脇でペンギンにスマホを向けていたのだ。それが、いつの間にやらこんなことになっちまってた。
「しあわせ。でも臭い。でもしあわせ。でも臭ーい」(これを微妙に変えながら10回ほどループ)
「私は作業戻るけど、ゆっくりしてきなさいよ。たぶん氷塊も今日が最後でしょ」と、かなえが立ち去っていく。
そっか……
報瀬のわちゃわちゃに付き合う日向。「5メートル以内に近づけないんでー」「助けてって言ってるでしょ~」「無理でーす」
……まあ、本編で描かれなかった「ペンギンとの記念写真」を、この場を借りて思いっきりビジュアル化したということでしょうか
いっぽうこちらはちょっとしんみり。
なんか、すっかり慣れちゃいましたねー、この景色も。
たとえばだけどさ、たとえばだけど……