の~んびり ゆっ~たり釣り遊び

 青い海で釣り糸を垂れる至福の時を大切にしたい。
釣果もそれなりに期待しつつ胸膨らませて船を出す、気ままな釣り日記

アホな初体験、やっちまったぜ

2011年11月05日 | 釣り



11月4日(金)天気 晴れ 南⇒西の風 波高1.0m⇒0.5m 小潮

出港 5時55分 帰港16時00分 気19.0℃ 水温.0℃

釣果 テリ33cm~16cm計6尾、鯵中2尾、イカ6杯、鯛29cm計11尾

 
 波・風がこの頃には珍しく穏やかな予報だったので、前日に船を下架

しておいた。餌のイカの短冊、ホタルイカ、帰りがけに寄って鯛釣りを

する青虫も用意し・・・・。

 テリ釣りは6月12日以来だし、8月6日のイカ釣り以来の沖釣り

だから久し振りだ。歳とともに億劫になってきて、元気が無くなって

きたということか。

 朝4時に起床し、寒さ対策をバッチリやって、家を出発する。

 途中、ゴミ出しをして、コンビニによっておにぎりを買って、船に乗り、

出港の準備をする。ロッドホルダーや沖釣り用の竿のセッテングなど

終えたら、もう6時近い時刻になっている。さぁいよいよ出港!

 17ノット位の巡航速度で1時間ちょっとの時間だから結構な距離だ。

 25分位走ってから、冷凍の餌を外気に触れさせて解凍しておかないと

使えないぞ・・・と探し始めたら、餌が無いっ!!

 えっ?!、うそっ!!、いくらあちこち探しても無いから、車の中か、

桟橋に置き忘れたのか?

 これから戻って取りに帰れば往復50分のロスになる。迷ったが、

主目的はテリ釣りだから、餌は現地調達で何とか出来るだろうと踏んで

釣り場に向かう。

 かつて、無線で「テリ釣りで、餌を忘れて釣りが出来なかった」という

話を傍聴したことがあったが、この時は「アホな人」と笑いながら

聴いていたが、なんと自分が「アホな人」になるとは!

 こんなことは初体験で、なんとも恥ずかしい限りだ。でも、初代の

「アホな人」は現地調達出来なかったのか?しなかったのか?

 さて現地についてまず餌の調達からと思ってイカヅノを下す。果たして

イカは釣れるのか?

 何回かサミングをしながら下したり、シャクリ上げたりしてやっと

釣れる場所まで流して、2ハイ釣り上げ、ついでにお刺身用もキープして

おこうとシャクリ続ける。全体的に小振りなイカが多い。全部で6ハイ

程釣りあげ、ま、いいかなと思ってイカヅノをしまい始めたら、排水用の

穴から1ハイ逃げられてしまった。ムムッ、もったいない。

 こんどはイカの短冊作りだ。食紅の粉を振りかけかき混ぜて着色する。

 やっとテリ釣りが出来る状態になったが、すでに時間は8時半近い

状態だ。遠くに釣り船が見えるが、まばらだ。

 微速装置もスパンカーも無い小型ボートではテリのポイントを維持

しながら釣るのは極めて難しいから、半分は流し、後の半分は後進で

流された分のいくばくかをカバーするしかないから、操船がまことに

忙しいのだ。のんびりゆったりの釣りなどとは縁遠い釣りになる。

 だから風の無い日が一番ベターなのだが今日は思ったより風がある。

 テリのポイントをなんどか流すが、さっぱり魚信が出ない。
 
 あきらめてそのまま流しつづけて、ポイントを外れたところでやっと

アタリが出て竿がゴンゴンと上下する。いいぞいいぞと思わず顔がゆるむ。

 上げるとなんと5尾もぶら下がっているではないか。おまけに大きな鯵も

1尾かかっている。調子いいぞ、と思って同じところをなんどか

流すのだが、なぜかアタリがこない。

 魚影が薄いとピンポイントでしか釣れない場合も多いので、少しずれると

アタリが出ないのだ。

 結局そこはあきらめて別のポイントへ。そこもダメ、あそこもダメと

探り釣りのような状態で移動し、やっとまたアタリが出た。

 ゴンゴンと何度か竿を揺らすが、しばらくは追い食いさせて・・・・と

静まったころ上げると30cm以上ある大きなテリと中鯵1尾の計2尾だけ。

 この大きなテリだけで何度も竿を揺らしていたのだ。

 騙されたような感じだが、その後はアタリが出ず、時間も正午を過ぎて

いる。

 ホームポートへ帰る途中鯛のポイントへ寄ることにして、沖釣りは終了。

 1時間近くかけて鯛のポイントへ着いたが、青虫が無いからどうするかと

考え、イカの短冊を団子状に房掛けしてやって見た。

 1度だけアタリがゴン!ときたが、合わせるようなアタリにはならず、

それっきりで魚信は無い。やっぱ、無理か?

 でも鯵釣りのサビキにイカの短冊を付けていて何度か鯛を釣ったことが

あるから釣れないことは無いのだが、・・・・。

 青虫と形状が似たような疑似餌があることにはっと気づいてすぐつけ直し

をして流した。そしたら来た。鯛のアタリが来た。慎重に糸を送ったり、

誘ったりしてがっちり針掛りさせる。この引きはせいぜい尺クラスかなと

思って慎重に巻き上げると、尺に少し足らないが丸々と太っている。

 これでなんとか刺身は食えるな、と機嫌良く流し続けるが、その後は

アタリも出ず、帰港時間になってしまった。

 帰港し車の中を見ると、今朝忘れていった餌が解凍どころかあったかい

状態で鎮座していた。あーぁ、アホなボク!





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 釣友が大物連発・・・・・ | トップ | おやおや! 向こうから喰い... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

釣り」カテゴリの最新記事