思ったより、おもしろかった(笑)
「テルマエ・ロマエ」66点★★★
ヤマザキマリの人気コミックの映画化です。
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公衆浴場が大人気で
風呂好きの都だった古代ローマ帝国。
浴場設計技師ルシウス(阿部寛)は、
あるとき、ローマの風呂からタイムスリップしてしまう。
着いたのはなんと、現代日本の銭湯。
まったく状況が飲み込めない彼だが、
湯の出る蛇口や
壁にかかれた富士山の絵などに感動しまくる。
そしてルシウスは
売れない漫画家(上戸彩)に出会い――?!
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テルマエ・ロマエとはラテン語で
「ローマの風呂」という意味だそう。
原作マンガを1巻でやめたのは、
古代ローマでアイデアに詰まる→現代日本にタイムスリップ→ネタを持ち帰る、
のパターンに先が見えそうだったからだけど、
意外に風呂がらみのネタを
湯水のごとく考え付くなあ、と感心。
TOTOだかINAXだかのショールームにタイムスリップするなど、
どんどん出てくるアイデアに
おもわず笑っちゃいました。
ローマ人と阿部ちゃんたちが日本語で会話するのが
ヘンに吹き替えっぽかったり、
彫りの深い役者を選抜してあったり、
でもみんな真面目にやっててるのが
バカバカしくも許せるというか。
マンガで読んでいた部分でも、
阿部氏の当惑顔など
映像ならではの味で、笑うところもあったし。
未読のかたはかなり笑えるでしょう。
それに
阿部寛の裸一貫が意外に多い。
これはやっぱりサービスなのか?!
迫力ありました(笑)
★4/28(土)から全国で公開。
「テルマエ・ロマエ」公式サイト
日頃、アニメは読まないので原作のこと知りません。元の設定が設定だけに難しいことを考えてはいけないので流れに任せてみる。そんな心構えで観始めました。ただ、フジだから内容のないスカスカの映画だろうと思っていましたが、笑って笑ってハイ終わり。予想通りの作品で、時間つぶしには最適。
あとは、女性の観客なら阿部寛の見事な裸体にうっとりしてね。その程度ですね。
評価 時間つぶしに最適。何にも考える必要なし。ただ、ウォシュレットねたは「トイレット」で荻上さんが使ってるしな~。何だかね。あと、上戸さんがセリフで「筋肉隆々」と言いましたが、「筋骨隆々」が正しい。
試写のときも女性が多く、
阿部氏の動向に、かなり大ウケでした。
にしても最近、
セリフに日本語の乱れがあるようですね。
いかんですな。