なんとも豪華で大人な
出演者たちによる
ゴージャスなクリスマスのお話です。
「クリスマス・ストーリー」79点★★★★
フランス郊外の街。
クリスマスを控えたある日
一家の母(カトリーヌ・ドヌーヴ)に
白血病が見つかる。
そしてクリスマス前夜。
母の病気をきっかけに
疎遠にしていた子どもたちが集まってくる。
しっかり者の長女(アンヌ・コンシニ)に
問題児の次男(マチュー・アマルリック)。
そして
姉弟の仲介役である三男(メルヴィル・プポー)と
その妻(キアラ・マストロヤンニ)。
久々に再会した一家のなかでは
隠されていた秘密も飛び出し
さてさて、何が起こりますやら
クリスマス・ストーリーのはじまりはじまり……。
「病気」を発端にはしていますが
暗くもなく、重くもなく
濃厚かつ軽妙、
かつこの時期にピッタリ、という
フランスらしい家族ドラマです。
ナニはさておき
まず俳優が豪華!
カトリーヌ・ドヌーヴをはじめ
「華麗なるアリバイ」のアンヌ・コンシニに
「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリック。
「ぼくを葬る」のメルヴィル・プポーに
ドヌーヴとマルチェロ・マストロヤンニの娘
キアラ・マストロヤンニ。
「そして僕は恋をする」の
エマニュエル・ドゥヴォス……
最近のちょっと「センスのいい」
フランス映画を見ていれば
絶対に「あ、知ってる」という顔が
ズラリと揃ってます。
そんな彼らと2時間半、
家族の一員になったかのような
クリスマス時間を過ごせる
ちょっと他にない映画ですね。
テーマ自体は
クリスマスに集まったワケあり一族……という
定番色を持ちつつも
才人アルノー・デプレシャン監督の演出は
まったく型にはまらない。
登場人物がいきなり
画面に向かって独白してみたり
節目節目になにか
ひっかかりがあるような
妙なつなぎかたなのに
しかし中盤からしっかりと
うまくまとまってゆくんです。
セリフのセンスがいいので
姉弟ゲンカも
うっかり(?)聞き入ってしまうような感じでした。
キーワードは「血」。
骨髄移植の血であり、血縁という意味でもあり。
大人のクリスマス映画です。
おすすめ。
★11/20から恵比寿ガーデンシネマで公開中。ほか全国順次公開。
「クリスマス・ストーリー」公式サイト
余談ですが
週刊朝日記者・今田俊さんが
自身の白血病の記録を綴った
『無菌室ふたりぽっち』(朝日新聞出版)という本がありまして
決して暗くなく、グイグイ読めるのに
グッとくる
すごくおすすめな本のですが
後半のまるで小説のような展開に
この映画と符号するところがあって
見たあと、番長はなんだか
勝手に感じ入っておりました。
ご興味あるかたはぜひ
手にとってみてください。
出演者たちによる
ゴージャスなクリスマスのお話です。
「クリスマス・ストーリー」79点★★★★
フランス郊外の街。
クリスマスを控えたある日
一家の母(カトリーヌ・ドヌーヴ)に
白血病が見つかる。
そしてクリスマス前夜。
母の病気をきっかけに
疎遠にしていた子どもたちが集まってくる。
しっかり者の長女(アンヌ・コンシニ)に
問題児の次男(マチュー・アマルリック)。
そして
姉弟の仲介役である三男(メルヴィル・プポー)と
その妻(キアラ・マストロヤンニ)。
久々に再会した一家のなかでは
隠されていた秘密も飛び出し
さてさて、何が起こりますやら
クリスマス・ストーリーのはじまりはじまり……。
「病気」を発端にはしていますが
暗くもなく、重くもなく
濃厚かつ軽妙、
かつこの時期にピッタリ、という
フランスらしい家族ドラマです。
ナニはさておき
まず俳優が豪華!
カトリーヌ・ドヌーヴをはじめ
「華麗なるアリバイ」のアンヌ・コンシニに
「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリック。
「ぼくを葬る」のメルヴィル・プポーに
ドヌーヴとマルチェロ・マストロヤンニの娘
キアラ・マストロヤンニ。
「そして僕は恋をする」の
エマニュエル・ドゥヴォス……
最近のちょっと「センスのいい」
フランス映画を見ていれば
絶対に「あ、知ってる」という顔が
ズラリと揃ってます。
そんな彼らと2時間半、
家族の一員になったかのような
クリスマス時間を過ごせる
ちょっと他にない映画ですね。
テーマ自体は
クリスマスに集まったワケあり一族……という
定番色を持ちつつも
才人アルノー・デプレシャン監督の演出は
まったく型にはまらない。
登場人物がいきなり
画面に向かって独白してみたり
節目節目になにか
ひっかかりがあるような
妙なつなぎかたなのに
しかし中盤からしっかりと
うまくまとまってゆくんです。
セリフのセンスがいいので
姉弟ゲンカも
うっかり(?)聞き入ってしまうような感じでした。
キーワードは「血」。
骨髄移植の血であり、血縁という意味でもあり。
大人のクリスマス映画です。
おすすめ。
★11/20から恵比寿ガーデンシネマで公開中。ほか全国順次公開。
「クリスマス・ストーリー」公式サイト
余談ですが
週刊朝日記者・今田俊さんが
自身の白血病の記録を綴った
『無菌室ふたりぽっち』(朝日新聞出版)という本がありまして
決して暗くなく、グイグイ読めるのに
グッとくる
すごくおすすめな本のですが
後半のまるで小説のような展開に
この映画と符号するところがあって
見たあと、番長はなんだか
勝手に感じ入っておりました。
ご興味あるかたはぜひ
手にとってみてください。
あのー
「どのタイミングで過そう」が
凄そう、に…(爆笑)
き、気合いを感じる…(笑)
やっぱりイブを照準に、直球でいってくださいよ。
しかしバリ行ったのクリスマスだっけ?街がクリスマスだったっけ?
全然覚えてない…
久しぶりッス。
最近、番長オススメの映画
観まくってますよー。
なんとかペンダブルズ?だけは寝ちゃったケド
後はちゃんと起きてましたー
気がつけばもう…クリスマスなんですねー
かなり昔、番長と
ジャパニーズ・クリスマスの暑苦しさに耐えかねて
バリに逃避行した事がありました。
しかし、ヒンドゥーなハズのバリも、見事にクリスマス一色。
しかも
“メリー・クリスマス!andハッピーニューイヤー♪”って
セットになっているので
25日を過ぎても、クリスマスが偉く主張し続けてるわけです。
クリスマスから逃げてきたつもりが、
ずっぽりハマっちゃって…苦々しい年末を過ごしたのを覚えています。
なつかしやー
そしてモー子は
今年のクリスマス・イヴ、
イケメンくんに、どのタイミングで一緒に凄そう♪と誘うか…
いまからドキドキであります。
うーん…
わずらわしい…
たまには
センス磨いてくださいよ。
おフランスのね~
クリスマスはね~
楽しそうすよ~
ディナーの食卓も豪華だけど
台所の家事机っての?
あの上にのってるものが
すべて格別に美味しそうなんだよねえ。。。
(つまみ食い専門)
「『センスのいい』フランス映画」を観ていないということがバレバレですな
クリスマスは大好きなんだけど
病気の話も絡んでくるのか~。
番長は暗くもなく重くもなくと言っているけれど、
どうしてもねぇ自分が痛くなってきちゃうんだよねぇ。
でも、おフランスのクリスマスって
どんな感じかしらん