もっとメカメカ系のSFかと思ったら
マインド系要素が高く、なかなか。
「セルフレス/覚醒した記憶」70点★★★★
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建築家のダミアン(ベン・キングズレー)は
知性・財力・権力すべてを手に入れた男。
しかし、病に倒れ、余命半年と宣告される。
全てを手に入れても、余命には勝てないのか――
そんなダミアンにある人物が
驚くべき話を持ちかける。
「遺伝子操作で創り出した若い肉体に
あなたの頭脳を転送することができますよ」――
悩んだあげく、
ダミアンが出した決断は――?!
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「落下の王国」(06年)が
いまだに焼き付いてるターセム・シン監督×
「デッドプール」(16年)ほか
いまのってるライアン・レイノルズ主演。
宣伝ビジュアルから
もっとメカ&アクション系のSFをイメージしたけれど
意外とマインド系なサスペンスでした。
高額な費用を払って
老いた肉体を、新しい肉体に転送して
生き続けることができるとしたら――?という話で
これが実にありそうな感じに出来ている。
遺伝子操作で生み出された人体だ、と聞かされて
大金持ち(ベン・キングズレー)の意識が
若者(ライアン・レイノルズ)の体に移植されるんですが、
実は、そうではなく、ある秘密が・・・?という展開。
外観はライアン・レイノルズで
中身はベン・キングズレーという状況が
ふと、我に返るとおかしくもあり。
アクションもあるんだけど
どちらかというと
人間の良心や倫理が、どっちに転ぶのか?!というのが見どころで
けっこうハラハラする。
中規模SFで117分はちょっと長い気もするけど
まずまずの満足感です。
ただターセム・シンらしさを感じたのは
大金持ちのベン・キングズレーが住んでる
金ピカ&ゴージャス御殿くらいかなあ。
★9/1(木)からTOHOシネマズシャンテほか全国で公開。
「セルフレス/覚醒した記憶」公式サイト
エンドクレジットにトランプの名前が出ていたので思わず検索してしまいました。
それはびっくり!マジすか(笑)
まあ所有ですもんね。
内装はターセム印ですよね・・・(笑)
確かにあのまま誰か住んでそうではある・・・
それにトランプ氏なら
この話、現実かもしれませんね。