スリーときたら、今日は
「4デイズ」44点★★
これも3.11を受けて延期され、
ようやく公開となった作品です。
アメリカ政府に
「国内3都市に核爆弾を仕掛けた」という
告白のビデオテープが送られてきた。
ビデオを送った男は
イスラム系アメリカ人、ヤンガー(マイケル・シーン)。
彼はどういうわけか自らすすんで逮捕され、
FBIのヘレン捜査官(キャリー=アン・モス)が
尋問を担当することに。
だが尋問に“H”と名乗る
謎の男(サミュエル・L・ジャクソン)が参加してくる。
“H”は拷問のプロフェッショナルだった。
彼の非人道的な拷問に反発するヘレンだったが、
爆発までの猶予はわずか4日間。
二人はテロを食い止めることができるのか――?!
核爆弾を仕掛けたテロリストを
拷問のスペシャリストが拷問するという話。
キャリー・アン=モスは気合い入ってるし、
サミュエル・L・ジャクソンも
嫌われ役を楽しそうに演じてるんですが、
うーん、正直
いまみっつ、という感じですねえ。
まず終始、
人道的立場の捜査官VS非道な拷問役、という図式で
「無茶な拷問するな」「いや国民の命が優先」というやりとりが
延々繰り返されて、ちょっと飽きる。
一人のテロリストの尊厳が大事か、
多数の国民の命が大事かという
微妙な題材を扱うにしては
深みと重みにも欠けている。
ただ、FBIが
ここまでキリッとしてなく、
頼りなく描かれるのは珍しくて、ちょっと笑えました。
ハイテク駆使でもないし、
キャリー=アン・モス以外、誰もキビキビしてない(失笑)。
国家テロの作戦会議室は
学校の教室みたいだしなあ。
(あえて、そういう舞台にしてあるようだけど)
そうそう、肝心の拷問シーンですが
まあまあ抑制されてるほうです。
痛そうな場面になると
キャリー=アン・モスが代わりに
「oh!」って目をそらしてくれるから大丈夫(笑)
今日試写で見た
邦画「スマグラー」(10/22公開)のほうが
よっぽど痛かった。
ちなみにこの映画、
全米では劇場公開されずDVDスルーなのだそう。
内容でNGだったんでしょうかね。
そして、
実はアメリカ版と
日本公開版のラストは違うんですって。
どう違うのか?!
見たかたにはコッソリお教えしましょう、ハイ(笑)。
★9/23から銀座シネパトスで公開。
「4デイズ」公式サイト
昨日DVDで見たのですが、うっそ~んなラストでした
このコメントはネタバレ、削除可です。
子供を頼むと言い残してピストルでバンキャリー=アン・モスが子供を連れて、建物の外に出ました。
終わった開放感ゼロ、誰も救われない映画
違う結末があれば、こそっと教えて下さい。
ここからは
未見の方はご遠慮ください(笑)
fujino_ronさん、
DVDのラスト、それでした?
それがアメリカ版のラストですね。
日本公開版のラストは
カチカチと作動する第4の核爆弾のシーン。
「実はまだ作動し続けている爆弾がある」
というものでした。
こんな危ないの、アメリカではダメでしょうね。
ある意味もっと救われなかったですね(苦笑)