予想外に面白かった。
ホントにこりゃディズニーランドです(笑)
「ローン・レンジャー」72点★★★★
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1869年のテキサス。
都会で法律を学んだ
志高き青年ジョン・リード(アーミー・ハマー)は
ひょんなことから
コマンチ族のトント(ジョニー・デップ)に出会う。
トントは脱走した無法者キャベンディッシュ(ウィリアム・フィクトナ-)を追いかけていた。
同じくキャベンディッシュを追っていたジョンは
しかし残虐なキャベンディッシュの罠にはまってしまう。
そこに現れたトントは
不思議な力を発揮しはじめ――?!
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「パイレーツ・オブ・カリビアン」の製作&監督による
これぞ王道エンターテインメント!な作品。
ジョニー・デップが新たなるキャラを生み出し、
舞台背景もしっかりしており、
予想以上にウケてしまいました。
ジョニデ演じるトントは
正義のヒーローというよりは“グレー”な存在で
ちょっとおとぼけで、呼吸のずれた笑いを生み出す“黒キャラ”。
彼を正統派ハンサム系の相方(アーミー・ハーマー)と組ませ
かみ合わないコンビで笑わせる。
まさに「パイレーツ~」再びですねえ。
舞台は大海原から
蒸気機関車が突っ走る西部劇の世界になり
完全にディズニーランドのアトラクション状態。
テンションあがるー(笑)
さらに
「悪霊」「パワー」など魔力の存在を匂わせつつ、
「果たしてそれが本当にあるのか?」の判断をあいまいにしているところが
なかなかうまい。
それがあるだけで、主人公トントに
悲しみの風合いが出てくるんだなあ。
アクション娯楽の背景に
先住民を追い出したアメリカの歴史、
走り出したら止まらない文明の進化と、それによる犠牲をきちんと描いた点も
なかなか教育的でよいと感じました。
盛りだくさんすぎて2時間30分!あり、
お子さんにはちょっと長いかもしれないけど
親子で楽しめると思いますよん。
★8/2(金)から全国で公開。
「ローン・レンジャー」公式サイト
トント演じるジョニーデップを、”きょとんと”して楽しみましたぁ~。
キョトント?(笑)
ノンストップで楽しめましたね~