
松戸市幸谷にある『関さんの森』は,かってフクロウやタヌキがすんでいた森。松戸から森が消えていく中,「森のまま永遠に残したい」と願った関さんは,屋敷林1.1haを自然保護団体に寄付。寄付先は(財)埼玉県生態系保護協会で、ここへの寄付だと“特定公益増進法人”ということで,寄付した相続財産分は課税対象から除外されます。もちろん所有者ではなくなりますが,これで自然のままの状態で永遠に残ることになりました。なぜ、埼玉県なのかというと、残念ながら千葉県や松戸市には、森のまま残す条件で寄付を受けてくれる“特定公益増進法人”がなかったからだそうです。現在の地主は埼玉県の団体ですが、森は今までのまま松戸の市民のためのものです。
この森を育てる会として、『関さんの森を育む会』ができ、この屋敷林や梅林,関家の庭などを守り育くむ活動をしています。
そして、2008年7月20日,『関さんの森』はエコミュージアムとして再出発。都市に残った里山を,自然・歴史・文化を学ぶ場として提供しています。
標記の観察会は、秋の森には植物の子孫を残すための知恵がいっぱいなので、関さんの森を育む会が主催して、木の実、草の実等いろいろ探す観察会です。
写真は、松戸新市道にかかる3本の木の移植の際のものです。22トンのケヤキと20トンのエノキ、11トンのエノキが移植されました。
開催日 11月6日(火)※雨天中止
集合時間 10時
集合場所 JR新松戸駅
解散時間 12時解散予定
観察場所 関さんの森
※所在地:松戸市中金杉4-71-2
費 用 200円
持ち物 飲み物、帽子など
主 催 関さんの森を育む会
問い合せ TEL 047(343)6022 田中へ。
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