標記伝統行事は、昭和51年に大室盆綱保存会が発足し、平成9年まで恒例の行事として行われていましたが、 担い手の不足からその後しばらく休止していました。
そして、平成22年度から、13年ぶりに大室町会が主体となり復活することとなり、今日に至っています。なお、盆綱の言い伝えによると、元禄12年(1699年)7月13日に青年たちが茅で太綱(力綱)を編み、暮六ツ(午後6時)を合図に引き合いの勝負を行い、其の年の吉凶を占ったのが始まりといわれます。
開催日時 8月15日(月)18:00頃~20:00頃
開催場所 大室ふるさとセンター前の市道
(柏駅西口から柏市立高校・柏たなか駅行きバスで「大室」下車、徒歩10分。
柏たなか駅から徒歩20分。田中近隣センターの北東約800m )
指定種別 柏市指定文化財(無形文化財)
綱引き概要 「盆綱」は、太綱(力綱)の中央部分に神霊が宿るといわれ、綱引きに勝った方に幸運、豊作があるとされるもので、
単なる力比べが年の豊凶を占うことに転化した年占いの行事です。
綱は、長さ20mの荒縄数本をより合わせた元綱に、青茅と若竹を織り込み、屈強な若者たちが力を込めてより合わせます。
拍子木の合図で、五穀豊穣と精霊供養の願いをこめて、若者たちの威勢の良いかけ声とともに盆綱の行事は始まります。
綱引きは3回行われますが、いまは、3回目は中央からノコギリで切断し、双方勝ち負けなく終わらせます。
なお、18:00より子どもの綱引き、19:00より本番の大人の綱引きが行われます。
対 象 どなたでも
費 用 鑑賞無料
主 催 大室町会、ほか
問い合せ 柏市教育委員会 生涯学習部 文化課
TEL:04-7191-7414
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