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我孫子にある杉村楚人冠記念館では、現在、企画展「新聞記者・楚人冠の足跡」を開催中です。また、この中で展示している、杉村楚人冠が明治39年に書いたルポルタージュ「雪の凶作地」について、現代の新聞記者の視点から「楚人冠 明治の凶作地を歩く」について、講演会も開催されます。では、以下にそれぞれの概要を紹介します。
開催日時 9月14日(土)
14時開演(13時30分開場)
開催場所 我孫子市生涯学習センターアビスタ ホール
※所在地:我孫子市若松26-4
演 題 楚人冠 明治の凶作地を歩く
講 師 玉木 研二 氏
(毎日新聞専門編集委員)
対 象 どなたでも
定 員 100人
費 用 無料
申込み 予約不要で先着順
主 催 杉村楚人冠記念館
問い合せ 我孫子市教育委員会生涯学習部
文化・スポーツ課 杉村楚人冠記念館
〒270-1153 我孫子市緑2の5の5
TEL:04-7182-8578
また、現在、開催中の杉村楚人冠記念館平成25年度夏期企画展「新聞記者・楚人冠の
足跡」について、以下に紹介します。
開催期間:10月6日(日)まで。
開催場所:杉村楚人冠記念
※我孫子駅南口から徒歩9分で、駐車場はありません。
休館日:月曜日(9月16日と23日は祝日なので開館します。)
費 用:一般300円、高校・大学生200円、小・中学生100円
主な展示品:(1)明治39年のスクラップブックより「雪の凶作地」
池辺三山書簡[「雪の凶作地」の反響に付]
楚人冠が初めて取り組んだルポルタージュの連載です。凶作によって
困窮した人々を自らの足で見て歩いた記録は、今も高く評価されてい
ます。さらに、取材中の楚人冠に『東京朝日新聞』主筆の池辺三山が
送った手紙を紹介します。
(2)明治40年のスクラップブックよりENGLAND THROUGH JAPANESE EYES
明治40年に特派員としてイギリスに滞在中、ロンドンの新聞紙
『デーリー・メール』に、社長のノースクリフ卿の求めに応じて
執筆した記事を紹介します。
(3)明治43年のスクラップブックより「英皇弔祭式」
夏目漱石書簡[「新聞紙上の印象主義」の感想等に付]
夏目漱石が楚人冠から文芸欄に載せる原稿を受け取ったときに送った
書簡を展示します。この書簡の中で漱石が「新聞記事として大変新し
い」と評した楚人冠の記事「英皇弔祭式」をスクラップブックから
紹介します。
(4)大正9年から12年のスクラップブックから「今日の問題」
簡潔で皮肉の利いた文章を得意とした楚人冠が、その持ち味を十分に
発揮したのが夕刊コラム「今日の問題」でした。
(5)その他、スクラップブックの展示のほか、いくつかのコラムを
ピックアップしてその内容を解説します。
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