江戸時代の物資輸送では、河川や湖沼を利用した水運が活用され、水運の駅である河岸の周辺地域では様々な産業や文化が発展していました。千葉県内では野田・銚子の醤油、佐原の酒などが著名ですが、その内の一つ、流山の「万上」みりんと「天晴」みりんは江戸前料理の発展とともに、広く知られるようになりました。そのみりんは従来のみりんに比べて色が淡いことから「白みりん」と呼ばれる。流山のみりん醸造の歴史を読み解き、みりんと流山の街の多彩な関わりを今回の講演会では、ひも解いていきます。
なお、標記講演会は、曹洞宗 花井山 大洞院の17回目の寺ゼミです。講師は、2014年の5月に「流山みりん物語」を崙書房出版より刊行している元流山市立博物館長です。では、以下にその概要を紹介します。
開催日時 2017年1月14日(土)14:00~
開催場所 大洞院 本堂
※所在地:柏市花野井1757
TEL:04-7132-5868
演 題 「流山みりん物語」
講 師 川根 正教 氏
(キッコーマン国際食文化研究センター研究員 元流山市立博物館館長)
対 象 どなたでも
費 用 無料
主 催 花野井歴史研究会
問い合せ 大洞院事務所へ電話(TEL:04-7132-5868)を