布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

我孫子の白樺文学館企画展「柳宗悦展-出会いと絆の地、我孫子-」 

2014-07-01 | その他

標記企画展の内容を我孫子市のホームページから引用し、紹介します。

宗教哲学者、思想家、美学者、そして民藝運動の父、柳宗悦。宗悦は、1914(大正)3年9月初旬25歳の時に我孫子へ移住し、1921(大正10)年3月までを過ごしました。我孫子での活動は、宗悦にとってかけがえのないものであったといえます。

『白樺』同人として西洋美術の積極的な紹介に努め、特にロダンとの交流により手に入れた彫刻は、朝鮮半島で教員をしていた浅川伯教を我孫子に導き、民藝運動の基礎となる朝鮮陶磁器「秋草文面取壺」との出会いをもたらします。

陶芸家バーナード・リーチとの絆を深め、浜田庄司との出会いもここ我孫子の地でした。そして『白樺』同人である志賀直哉、武者小路実篤を我孫子に導き、生涯にわたる絆をここで結んだといっても過言ではありません。また我孫子の地は、宗悦にとって妻兼子との新婚時代を過ごした地であるとともに、初めて自らの家庭を築いた地、つまり家族の絆を築いた場所です。柳宗悦にとって我孫子は「出会い」と「絆」の地であったといえます。

本企画展では、我孫子来訪100年を記念し、「出会い」と「絆」をコンセプトに、日本民藝館所蔵品を中心に宗悦の我孫子時代の活動を紹介します。

開催期間     7月3日(木)~9月28日(日)

開催場所     我孫子市白樺文学館

                                  ※所在地:我孫子市緑2-11-8

開館時間     9:30~16:30

休館日       月曜日。

            但し、月曜日が祝祭日の場合は開館し、次の平日が休館日となります。

対   象     どなたでも

費   用     一般 300円、高校生・大学生 200円

             ※3館共通券 一般600円、高校生・大学生400円 

主   催     我孫子市白樺文学館

問い合せ     我孫子市教育委員会 生涯学習部 文化・スポーツ課 白樺文学館

           TEL:04-7169-8468 

           FAX:04-7169-1837

 

続いて関連イベントの情報です。

いずれのイベントも7月1日(火曜日)から電話にて受付し、先着順です。

関連イベント(1)「朗読のひととき」

今年2月末に寄贈された柳兼子愛用ピアノをテーマとした朗読会を開催します。兼子のインタビューや、子供向けのピアノを題材にした作品などを朗読します。朗読の合間には当時の歌声をお聴きいただきます。

開催日時     7月12日(土)14時~1時間程度

開催場所     白樺文学館地下音楽室

定   員     先着20名(電話で要予約)

出   演     飯野堯子氏、田中宏子氏、萩野谷肇子氏、星崇恵氏

演   目     柳兼子「我孫子の頃」 柳兼子「芸を語る」

           芥川龍之介「ピアノ」  立原えりか「ピアノのおけいこ」

参加費       無料(ただし入館料がかかります)

 

関連イベント(2)平成26年度 日本民藝夏期学校公開講座参加者募集

日本民藝夏期学校は、民藝運動の創始者柳宗悦の教えを学ぶ学習の場です。昭和48年以来全国の民藝ゆかりの地で開催され、今年は我孫子市が開催地の一つになりました。8月9・10日(土・日)開催され、9日の2講座については市民に公開します。

講座(1)     「柳宗悦と『白樺』」

           講師:日本民藝館学芸部長 杉山享司さん

           時間:午後1時30分から午後3時

講座(2)     「柳兼子のこと~時代とのかかわりの中で~」

           講師:作家 多胡吉郎さん

           時間:午後3時30分から午後5時

受付開始     0時30分(開校式 午後1時)

開催場所     アビスタ・ホール

定   員     100人(電話で希望講座を予約:2講座受講可)

主   催     日本民藝協会 我孫子市教育委員会

参加費       無料

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