大祓(おおはらえ)とは、全国にある神社が6月と12月の晦日(新暦では6月30日と12月31日)に行なう除災行事である。犯した罪や穢れを除き去るための祓えの行事で、6月の大祓を夏越の祓(なごしのはらえ)、12月の大祓を年越の祓(としこしのはらえ)という。
ここでは、851年(仁寿元年)に創建されたという野田市の最古の神社である櫻木神社でも『夏越の祓』が行われるので、この神社の夏越の祓行事を以下に紹介します。
この毎年6月の晦日に行われる“夏越の大祓”は、昔、夏によく流行した疫病を避け、お正月からの半年間、知らず知らずのうちに身に付いたけがれを祓って夏を元気に過ごそうという神事だそうです。
そこで、人形(ひとがた)をかたどった紙に自分の厄(罪・ケガレ)を移し、悪しきものを祓い、芽の輪をくぐり、みそぎ祓へをして夏を乗り切り、生活を整え、正しい姿に立ち返るための伝統的な神事です。
また、この日にはこの神社特製の“みそぎ寒天”が1パック250円(あん入りは350円)がは無病息災を願って売られます。
開催日時 6月30日(日)17:00~
開催場所 櫻木神社
※所在地:野田市桜台210
問い合せ 櫻木神社社務所
TEL(04)7121-0001
アクセス 東武野田線野田市駅下車徒歩10分
その他 250台分の駐車場完備