東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性物質は、千葉県ではホットスポットという地域を有し、さまざま影響を及ぼしており、今なお、多くの県民が不安を感じています。千葉県では、これまでホームページや総合電話窓口のほか、講習会を開催して正確な情報の提供に努めています。そこで、今年度も放射線に関する正確な知識の普及を一層充実させるため、専門家を招いて下記のとおり「放射線に関する千葉県民向け講習会」を開催します。なお、本講習会は、東葛飾地域を中心に10回程度開催する予定です。
開催日時 ５月１１日（金）１４：００～１６：００ （開場１３：３０）
開催場所 アミュゼ柏 クリスタルホール（写真）
※所在地： 柏市柏６丁目２－２２
ＴＥＬ： 04-7164-4552
プログラム １．講演「放射線に関する基礎知識」
講師：独立行政法人放射線医学総合研究所研究員
２．説明「簡易な除染についての留意事項」
説明：千葉県防災計画課職員
３．質疑応答
対 象 どなたでも
定 員 ４００名
費 用 無料
申込み 往復はがきで、氏名・住所・連絡先を記入し、下記
申込先あて、4月23日(月)(消印有効)までに申込み
ください。
なお、定員を上回る申込みがあった場合、抽選です。
抽選の有無にかかわらず、結果は5月1日(火)以降に
返信いたします。
＜申込先＞
千葉県防災危機管理部防災計画課原発事故対応班
〒260-8667 千葉市中央区市場町1-1
主 催 千葉県
問い合せ 千葉県防災危機管理部防災計画課原発事故対応班
ＴＥＬ： 043-223-3405
次に昨日に引き続き、柏市が４月１６日から受付を開始した市民による持ち込み食品等の放射性物質の検査について、千葉日報より、引用し紹介します。
千葉県内でも比較的空間放射線量の高い柏市で、市民が持ち込む食品・飲料水の放射性物質検査の受け付けが１６日からスタートし、翌１７日から市役所への持ち込みが始まった。申込件数は受け付け初日の１８３件を含め２日間で計２３４件に上り、関心の高さを反映している。
初日は井戸水や葉物野菜、夏みかん、タラの芽などが持ち込まれた。測定結果は４日～１週間で出る見通しで、ホームページなどで公開する。食品中の放射性セシウムが厚労省の定める新基準（一般食品は１キログラム当たり１００ベクレル）の２分の１を超えた場合、精密検査を実施する。
柏市が受け付けを始めた１６日から電話が殺到。１日１０件の検査に対し、既に５月末までの予約が埋まっている。申し込みの内訳は井戸水が全体の約６割と最も多く、野菜や果物が続く。母乳の検査依頼もあった。
