金環日食中心食線と東経140度線が交差するまち、千葉県鎌ケ谷市では、5月21日に見られる金環日食の日にむけて、かまがや金環日食プロジェクトを展開しています。その内容を同市のホームページから引用し、紹介します。
日食とは、太陽ー月ー地球がほぼ一直線上に並んだとき、地球から見て月が太陽の前を通り、その一部または全部を隠してしまう現象です。部分日食、皆既日食などいくつか種類がありますが、太陽と見かけがそれより少し小さい月がぴったりと重なって、太陽がリング状に見えるものを「金環日食」といいます
首都圏では実に173年ぶりとなる金環日食が、平成24年5月21日(月)に観測することができ、ここ鎌ケ谷市では、当日午前7時34分頃に、リングを最も美しい状態で見ることが出来る「中心食線」が通ります。
日本では、1987年9月23日に沖縄本島などで見られた金環日食以来のことで、次回は2030年6月1日に北海道で見ることが出来ますが、鎌ケ谷市で見ることが出来るのは300年後の2312年になります。
リングを最も美しい状態で見ることが出来る「中心食線」が通るのは、千葉県内でも鎌ヶ谷市を含め5市だけとなります。
鎌ヶ谷市では、この貴重な天体ショーを、まちぐるみで盛り上げるため、イベントを開催することとなりました。金環日食当日には、イオン鎌ケ谷ショッピングセンター及びアクロスモール新鎌ケ谷の協力を得て、市庁舎を含めた3施設による観測会場で、数千人規模での観測を予定しております。
金環日食が起こる5月21日だけではなく、その前後の日にもイベントが行われますが、ここでは、当日の21日のみのイベントを以下に紹介します。
☆金環日食証明書の交付
鎌ケ谷市で次に日食を観測するには300年後になってしまいます。
そんな鎌ケ谷での奇跡的な金環日食の観測に立会った方へ証明書の交付を行います。
☆婚姻届提出者限定記念撮影(午前8:30~午後5:15まで)
当日、市民課窓口に婚姻届の提出をされた方のうち、希望者には記念撮影を行い後日、鎌ケ谷市内で撮影された金環日食の写真と一緒に郵送します。
☆ビューポイントの提供(会場開設午前5時~)
市内でもっとも金環日食を楽しめるスポットを提供いたします。千葉県のゆるキャラ「チーバくん」と鎌ケ谷市の「かまたん」が遊びにきます。(イオン会場及びアクロスモール会場のみ)2大キャラクターと記念撮影ができるかも!?
(ア) イオン鎌ヶ谷ショッピングセンター 屋上
(お子様などを対象としたエリア)
ピンホールビューアーやテントを利用して親子で金環日食を楽しむ
エリアです。
(イ) アクロスモール新鎌ケ谷 屋上
(主にゆっくり観測したい方を対象としたエリア)
お子様や一般の参加者のほかに、天文倶楽部の方のスペースも
用意されたエリアです。
(ウ) 鎌ヶ谷市役所 屋上
(身体の不自由な方を対象としたエリア)
車イス利用の方など移動に不安のある方や市役所への来庁者など
を対象としたエリアです。
問い合せ 鎌ケ谷市役所
〒273-0195 鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号
代表電話:047-445-1141 ファクス:047-445-1400