布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

手賀沼学会というのをご存知ですか?

2010-06-26 | その他
何々学会というと、大学の教授や研究者の集まりではないか、と多くの人は理解しますが、この手賀沼学会と言うのは、どうやらそうでないみたいですね。「手賀沼学」ということに関心のある人たちの集まりの会を、どうやら、手賀沼学会と呼んでいるみたいですね。
実際、この学会には、小学生、中学生、一般も参加できるようですし、まあ、幅広い気軽な井戸端会議のような会だと、手賀沼学会の設立趣意書に書かれていますね。ですから、手賀沼に興味のある方は、だれでもが、いつでも、この手賀沼学会に入れるみたいですね。会費等は必要らしいですが。
つまり、手賀沼周辺に住んでいたり、そこで働いたりしている人々が「手賀沼とは何なのか」を問いかけ、考え合い、もっとすばらしい沼にしていこうことを目的とした会といえます。ということで、手賀沼学とは、単なる自然科学的アプローチのみだけでなく、文学、法学、気象学、工学、生物学、歴史学、考古学、民俗学、環境学などあらゆる分野で、この「手賀沼集水域」が育んできた文化の総体を対象としているとのこと。
では、その会の7回目の大会の概要を以下に紹介します。
開催日時     2010年7月3日(土)
               13:00~16:00 (開場12:00)
開催場所     中央学院大学 30周年記念館611教室
               ※所在地: 我孫子市久寺家451番地
               TEL: 04-7183-6522
プログラム    1.基調講演「杉村楚人冠~我孫子と手賀沼を愛した文人~」
            講師:辻史郎氏(我孫子市教育委員会)
           2.特別発表「吉田甚左衛門家資料に見る楚人冠」
            講師:高野博夫氏(柏市教育委員会)
           3.口頭発表 
            ◇柏市エコ活動について
            ◇手賀沼エコマラソン、道は拓けるー市民マラソンの原点ー
            ◇川瀬巴水の木版画「手賀沼」について
           4.展示発表 
            ◇手賀沼周辺に見られる身近な野鳥の食べ物
            ◇手賀沼短歌と木版画「手賀沼」
            ◇手賀沼のプランクトン・周年変化
対  象     どなたでも
費  用     無料  
主  催     手賀沼学会
問い合せ    中央学院大学社会システム研究所内手賀沼学会事務局
          〒270‐1196我孫子久寺家451番地
          TEL : 04-7183-6522
          E-mail : info@teganuma.net
なお、手賀沼学会の発起人は、下記のとおりです。
遠藤 直人(我孫子青年会議所理事長)
大久保 皓生(中央学院大学長)
西 好一(電力中央研究所地球工学研究所長)
西畠 整(東京福祉大学教授)
西村 秀俊(元朝日新聞論説委員)
日暮 一太(元朝日新聞論説委員)
福嶋 浩彦(我孫子市長)
星野 七郎(元手賀沼土地改良区理事長)
松田 芳夫(リバーフロント整備センター理事長)
宮下 三禮(我孫子野鳥を守る会幹事)
深山 正巳全国内水面漁場管理委員会連合会長)
八鍬 雅子(NPO法人・せっけんの街副理事長)
山岸 哲(山階鳥類研究所長)
※( )内の役職名は発起当時のもの。五十音順。
現在の会長は、中央学院大学学長の椎名 市郎商学部教授です。
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