布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

第20回運河塾「今、生態系ネットワークの再生が始まる」

2009-07-20 | その他
千葉県北西部にあって利根川と江戸川をつなぐ運河が利根運河ですが、この利根運河で結ばれる2つの代表的な自然拠点「野田市江川ビオトープ」「流山市新川耕地ウェットランド・ヨシゴイの里」の生態系ネットワークの再生を目指すシンポジウムを今回は紹介します。
主催者は利根運河の生態系を守る会で、里山的な景観を残す利根運河流域の自然環境と生態系を守ることを目指す市民・団体により平成11年に設立された団体です。活動内容としては、偶数月の第3土曜にテーマを決めて利根運河周辺での自然観察会を行っています。特に2月、8月は、運河の周辺の生態系保全・将来像を学ぶ運河塾(座学)を開催しています。その他にも有志により、運河マップや花ごよみを作成して啓発活動や、動植物の調査を行い、保全に役立てています。 また、オオタカの行動圏調査なども行っています。
そして、同団体の主な活動場所としては、利根運河とその周辺に広がる里山環境(新川耕地、理窓公園、野田市三ヶ尾地区など)となっています。
では、早速、この利根運河の生態系を守る会の創立10周年記念のシンポジウムの概要を、以下に紹介します。
開催日時    8月29日(土)13時10分~17時 ※12時開場
開催場所    流山市生涯学習センター
           ※所在地:流山市加1-16-2
内  容     <Ⅰ部>
          弘前大学農学生命科学部・佐原雄二教授による記念講演
          「溜池の鳥類たちの危機と生態―ヨシゴイの話題を中心に―」
          <Ⅱ部>
          佐原教授、根本野田市長、宇仁菅流山市環境部長、利根運河の生態系
          を守る会の代表などによるディスカッション
          「利根運河生態系ネットワークの再生を目指して」
対  象     どなたでも
定  員     300人(先着順)
参加費      無料
申し込み    不要
主  催     利根運河の生態系を守る会
後  援     流山市、野田市
協  力     国交省江戸川河川事務所
          野田自然共生ファーム
          江戸川の自然環境を考える会
問い合せ    利根運河の生態系を守る会・新保 04-7154-6746
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