布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

野田文化広場と寺子屋講座

2008-07-20 | その他
お隣の野田市野田にある野田市郷土博物館と市民会館は、NPO法人野田文化広場が指定管理者として運営している事実を最近知りました。
この野田文化広場(理事長は加藤純章麗澤大学教授)というのは、「地域の文化資源に関連する調査研究や教育研修ならびに世代を超えた交流の場の提供などを通して、人々の自己実現や生活の質的向上、子どもたちの健全育成に寄与すること」を目的として設立されたようです。また、「地域のまちなみをひとつの博物館に見立て、キャリアデザインによる中心市街地の活性化や地域の文化資源の発掘、文化情報の発信といった活動を支援し、地域固有の自然環境や歴史文化を後世に伝えること」も目指しているようです。
この広場は、市民会館にて毎月第1・第3日曜日の午後1時半から3時半 まで、今まで気づかなかった野田の一面を発見し、あなた自身のキャリアを再確認する講座を開催しています。その名も寺子屋講座で、2005年4月から毎月2本の講座を軸に実施してきているそうです。
この会場となっている市民会館(写真)は、国の登録文化財というのも驚きでした。つまり、郷土博物館に併設するこの市民会館の建物というのは、江戸時代より醤油醸造業を営む茂木佐平治家の邸宅として、大正末年に建てられました。その後、野田醤油株式会社(現キッコーマン株式会社)の所有となり、昭和31年に宅地と建物 が野田市 に寄贈され、翌年市民会館として開館。現在は同敷地内の茶室(松樹庵)と共に、国の登録有形文化財に指定されている歴史と由緒ある建物だそうです。
ここを会場に、寺子屋講座は、通常、第 1 日曜日は、「まちの仕事人講話」で、講師の方のキャリア(生き方)や仕事の技について、第 3 日曜日は、「芸道文化講座」で、野田の多彩な文化について語られているそうです。ただ、これから紹介する8月は変則日程になっていますが。それでは、早速、以下に8月の寺子屋講座の以下に紹介します。もちろん、この寺子屋講座は、9月以降も毎月、テーマを変え、行われています。
では、まず<まちの仕事人講話>について
開催日時   8月17日(日)午後1時30分~3時30分
開催場所   市民会館・松竹梅の間
演  題    今、日本の四季が危ない~「気付き」から「責任ある行動」へ~
講  師    環境カウンセラー  野口 久  氏
定  員    20人
次に<芸道文化講座>について
開催日時   8月17日(日)午後1時30分~3時30分
開催場所   市民会館・雪月桃の間
演  題    ビデオでみる将門伝説~野田に残る史跡・伝説~
講  師    郷土ビデオ作家  山口 弘二 氏
定  員    20人
この2講座とも申し込みは、野田市郷土博物館内NPO法人 野田文化広場 寺子屋講座・受付係、電話04-7124-6851、FAXは04-7124-6866です。ただし、受付時間は火曜日を除く午前9時~午後5時ですが、FAXは24時間受付しているそうです。(各講座とも定員になり次第締め切り。)
料金は2講座とも資料代として、一般500円、学生(中学生以上)250円かかります。会場へのアクセスは、電車の場合、東武野田線で野田市駅又は愛宕駅、下車徒歩7分です。
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