布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

河童音頭で踊るかっぱ音頭大行進が復活!

2008-07-27 | 歴史
柏生まれで、柏育ちですが、1970年代の中ごろ、わずか1年にも満たなかったのですが、我孫子に住んだことがあります。寿町の、ある酒屋さんの離れですが、今はもう、その店も閉っています。近くには、子の神さまがあり、この時期はそばのうなぎ屋で手賀沼産のうなぎを食べたものです。
そのころの我孫子の一大祭りが、1971年からはじまった手賀沼まつりでした。1961年には河童音頭ができていたので、この曲にあわせて踊る、かっぱ音頭大行進がこのまつりに導入され、当時は我孫子駅前から手賀沼公園までを河童音頭にあわせて練り歩いたものです。しかし、時の流れの中で、このかっぱ音頭大行進は1980年代の半ばで自然消滅してしまったのです。それが、今回、8月9日(土)の「第一回あびこカッパまつり」で復活するのです。
昨年は、第一回仮装かっぱ音頭まつりが開かれ、この「かっぱ音頭大行進」待望論がピートアップし、今年のこの「第一回あびこカッパまつり」で正式に復活することになったようです。では、早速、以下に「第一回あびこカッパまつり」の概要を紹介します。
開催日時    8月9日(土)午後4時~8時 ※雨天の場合は10日
開催場所    公園坂通り、けやきプラザ広場
内  容     あびこかっぱ音戸大行進(午後4時~6時)
          ・公園坂通りの手賀沼公園前交差点から八坂神社までの間を
            かっぱ音頭を踊りながら行進する。
          ・仮装や飛び入りも可能
また、「カッパ大音頭まつり」は、同日、午後4時~8時まで、我孫子駅南口から駅前交差点までの間で開催し、河童音頭大会等などを行うらしい。
なお、アビスタは、午後3時から臨時休館し、駐車場も利用できないようです。
詳しいことは、あびこカッパまつり実行委員会(電話080-5862-7759)へ問い合わせてください。
最後に、河童音頭の歌詞を紹介しますが、この歌詞をみると、実に当時の純朴さと豊かな自然環境をしのぶことができます。我孫子市・我孫子市商工会の制定で、補作は松井由利夫、作曲・編曲は飯田景応です。歌い手は藤島恒夫で、合唱は、紫ふじ美、泉愛子、千里みどり、並木よし子、そして、三味線は豊静で、琴は渡辺玉子です。
1 空の雲さえ 見とれてとまる
  我孫子よいとこ 水かがみ
    それに ソレソレ 可愛じゃないか
    河童にこにこ 袖を引く
  (一度来たなら 忘れられぬ
   河童音頭を この町を ほんとだね ほんとだね)
2 利根と手賀沼 たすきにかけて
  我孫子絵のよな 花模様
    それに ソレソレ 愉しじゃないか
    鯉も鰻も つかみ取り
3 ホール十八 芝生の青さ
  我孫子ゴルフは デラックス
    それに ソレソレ 素敵じゃないか
    風の甘さが 涼しさが
4 富士と筑波を 両手に抱え
  我孫子これから 伸びざかり
    それに ソレソレ すごいじゃないか
    黄金の穂波と 人の波
コメント
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