布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

印西の獅子舞見学と名所ウォーキング

2008-07-28 | 歴史
夏日ばかりがここのところ続き、雨が欲しいと思っていたら、昨日、不運にも柏まつりのファイナレーを飾るべき「ねぶた」の前に、滝のような夕立。家庭菜園をしている自分には恵みの雨だが、柏まつりを楽しんでいた人には、ウラミの雨ですね。自分もちょうど、ねぶたを見るべく、柏駅西口いましたが、雷雨とともに人はクモの巣をちらすようにいなくなりました。わざわざ、ねぶたを見にきたのにとても残念でした。その後、祭りは中止となったようで(あくまで西口のこと)、屋台がかろうじて続けていたようです。まさか、だれかが雨乞いのお祈りをしたわけではないでしょうにね。
雨乞いといえば、千葉県の無形民族文化財に指定されている柏市の西光院の「篠籠田の三匹の獅子舞」がつとに有名ですね。同じ獅子舞でも、印西市にある別所地蔵寺の獅子舞は、同じ夏に行われますが、ちょっと毛色が違うようですね。西光院のは、江戸時代からですが、別所地蔵寺の800年前ですから、さらに古く鎌倉時代からですかね、続いているようですね。どうやら、悪疫退治と五穀豊饒を祈願して、獅子頭を付けお囃子にのって村内を廻る行事が行われていたのを、猿楽・能楽などの所作を入れ郷土芸能として発展してきたようです。今の獅子舞の形態は、江戸時代初期頃に完成したとされ、当時は春・夏・秋に行われていたが、明治初期からは夏だけの1回になった。この別所の獅子舞は、「獅子の常会」と呼ばれる世話人などを中心に、集落中の人たちが参加して、計画の策定、練習、作り物の作業、会場の準備などを行っている印西市の指定無形民俗文化財となっています。
そして、8月に、この見学会が開催されますが、とはいっても、これは、印西の名所巡りウォーキングの一環としての見学会です。ウォーキングコースには、ほかに、木下上町観音堂、木下万葉公園(木下貝層)、そして竹袋稲荷神社など、歴史の宝庫「木下」から「別所」までの見どころが多数あり、印西のふるさと案内人がガイドしてくれます。では、以下にその概要を紹介します。
開催日時     8月24日(日)13時30分集合~17時※雨天決行
集合場所     印西市中央公民館1階ロビー(駐車場あります)
コース       印西市中央公民館→木下上町観音堂→木下万葉公園(木下貝層)→竹
          袋稲荷神社→別所地蔵堂前(獅子舞見学)→自由解散
          ※ご希望の方は帰路中央公民館まで同行
定  員     定員50名
参加費      中学生以上お一人300円
持ち物      敷物・飲み物・タオル・日傘・帽子
主  催     印西ふるさと案内人
申込み      印西市市民活動支援センター
          FAX 0476-49-4511
締切り日    8月20日
問い合せ    斉藤 TEL 0476-42-6085(※17時~21時)
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