プロメテウスの政治経済コラム

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。

松岡農水相が自殺  「闘う政治家」安倍氏ほどあつかましくはなかった・・・

2007-05-29 19:23:05 | 政治経済
松岡利勝農水相が自殺した。以前から疑惑まみれの政治家と指摘されていながら、それをあえて閣僚に起用したのは、安倍氏にとっては「靖国派」の同志の一人であり、自民党総裁選での論功行賞としてであった。23日の衆院予算委員会では、安倍首相は松岡氏にかわって繰り返し答弁席に立ち、「(松岡氏は)法にのっとって適切に処理した」と答え続けた。「つねに『闘う政治家』でありたい」という安倍氏の心得は、国会での相次ぐ強行採決に見られるように、国民の圧倒的な批判を無視して強行することが「闘う」ということである。国会で厳しく追及されても「鉄面皮」を貫いてきた松岡氏も、何事にも動じない強気な人かと思っていたが、人の心の奥底はうかがい知れない。 . . . 本文を読む