フランスで6日、大統領選挙の決選投票が実施され、保守の国民運動連合(UMP)総裁ニコラ・サルコジ前内相(52)が、社会党のセゴレーヌ・ロワイヤル元環境相(53)を抑え、第五共和制6代目の大統領に選出された。任期は5年である。大統領選挙は、経済グローバル化の波のなかで鈍い経済成長、高止まりの失業率、停滞する購買力、不安定雇用とワーキングプアの拡大など、現状に対する不満と将来不安という過去の政治への閉塞感が広がる中でたたかわれた。国民の関心は高く、投票率は84%に達した。サルコジ氏は自由主義経済の信奉者であり、親米派としても有名で、「米国式自由主義の大チャンピオン」(ルモンド紙)とも評されている(「しんぶん赤旗」2007年5月8日)。アメリカ型資本主義システムに比し、ヨーロッパ型資本主義といわれる仏資本主義システムにサルコジ氏がどのような構造改革を行うか注目される。 . . . 本文を読む
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