プロメテウスの政治経済コラム

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。

日産ゴーン体制初の減益   賞賛から7年 「ゴーン改革」とは何だったのか

2007-05-02 20:41:50 | 政治経済
日産自動車が4月26日発表した2007年3月期の連結決算は、最終的なもうけを示す純利益が4607億円と前の期に比べ11%減少した。カルロス・ゴーン体制になってからは初めての減益ということで波紋を広げている。日産はゴーン体制下の2001年3月期以降、めざましい復活を遂げてきた。06年3月期の連結営業利益は8718億円となり、6年連続で過去最高益を更新した。この勢いにかげりが見え始めたのが、昨年7月に発表された第1四半期決算。連結営業利益は前年同期比で、25.7%の減益だった。この頃から「日産の不振深刻」―こんな見出しがマスコミで目立ちはじめた。ゴーン流「錬金術」経営とは何だったのか。 . . . 本文を読む