今日5月1日は、第78回メーデーである。8時間労働制を求める労働者のたたかいから始まったメーデーは、世界と日本の働く国民がそのときどきの要求をかかげ、実現のための団結と連帯の力を示す日として、発展してきた。「ワーキングプア」や「過労死」に象徴されるように、財界によって第三身分に陥れられた「大多数の非正規雇用(雇用柔軟型グループ)」の雇用、労働問題が、日本社会を揺るがす大問題となっている。自分自身の生存がやっとで、結婚子育てなど思いのほかの若者の増加で、労働者階級全体の再生産も危うい状態だ。雇用手段を独占する資本家経営者と強制執行権をもつ政府とが一体となった攻撃はたしかに強い。労働者階級を分断支配し、すべてを自己責任としてあきらめさせるイデオロギー操作も巧妙である。しかし、企業が剥き出しの攻撃を加えるならば、労働者階級も泣き寝入りしない。これこそ階級闘争の弁証法であり、120年に及ぶメーデーの歴史がそのことを教えている。 . . . 本文を読む
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