プロメテウスの政治経済コラム

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。

国連IPCC報告 温暖化の影響に警鐘乱打

2007-05-09 18:25:53 | 政治経済
地球温暖化の実態、影響、緩和策をまとめた国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の第三作業部会の報告が5月4日、公表された。国連安保理は4月17日、地球温暖化問題を安全保障の観点から議論するため、初めて温暖化問題で公開協議を行った。英国のシンクタンク「オックスフォード・リサーチ・グループ」は、今日の世界の紛争の根源、将来の紛争の決定要因として、(1)地球温暖化(2)石油や水などの資源をめぐる競争(3)格差拡大やエイズのまん延などで世界の多数の人々が社会の進歩から取り残される状態(4)地球規模の軍拡化―を挙げている(「しんぶん赤旗」2006年6月19日)。われわれは、いま現在の問題として、国連IPCC報告に真剣に向き合う必要がある。 . . . 本文を読む