プロメテウスの政治経済コラム

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。

テロ支援指定解除、拉致は条件でない 安倍の「主張する外交」のバカさ加減は度を越している

2007-05-15 15:51:13 | 政治経済
4月27日の日米首脳会談の際、ライス米国務長官が北朝鮮のテロ支援国家指定解除をめぐり拉致問題解決は前提条件にはならないと言ったことが大騒ぎになっている。日本外交がアメリカだけを見てする外交であることは、世界でも有名である。国民には自己責任などと偉そうなことをいうが、イラク開戦理由の一つだった大量破壊兵器保有はニセの情報操作であったことをブッシュもブレアも認めて謝罪しているにもかかわらず、小泉も安倍も、あのときはそういう情報しかなかったのだから仕方がない、この程度でお茶を濁して平気である。要するに独自の外交判断をやるわけではなく、同盟国アメリカの戦争だから、付き従うのが当然という、思考停止―こんな無責任な人物が日本国のリーダーであることを恥ともなんとも感じないとすれば、その国民も余ほどアホというほかない。 . . . 本文を読む