在日米軍再編促進法案は、現在参院で審議中である。焦点のひとつである米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)に代わる、米軍キャンプ・シュワブ沿岸域(同名護市辺野古)への最新鋭基地建設について、沖縄県の仲井真弘多知事は、日米合意案の修正要求などに政府側から前向きな回答がなければ、環境影響評価(アセス)の実施を認めないという建前を崩していない。2014年の新基地供用開始を目指す政府は、地元の意向を無視して4月26日、環境アセスに先立つ海域の「現況調査」を強行した。当然に高まる沖縄県民の反発に対して防衛省は5月11日、海上自衛隊の艦船を横須賀基地から沖縄辺野古海域へ差し向けた。調査を実施する民間会社の調査活動を県民の抗議行動から護衛するためである。安倍の「美しい国」は、自衛隊の軍艦が国民に向けて発砲する寸前まできているのだ。
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