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ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

白い彼岸花 2014 ~ 白野江植物公園

2014年09月15日 | 北九州
見上げれば秋の空。空気が澄み渡って、いつもは霞みがちな遠くの山々が間近に見えた日曜日、白彼岸花を撮りに、門司の白野江植物公園に行ってきました。


駐車場脇の花壇で咲いていたセンニチコウ。白や赤、オレンジなど色も様々。


色あざやかなメランポジウム。


真っ白な花を咲かせる百日紅(さるすべり)。


こちらは鮮やかな赤。百日紅もそろそろ終盤です。


この季節、園内ではいろんな種類の草花を見ることができます。




白彼岸花と並んで咲いていた、ベラドンナ・リリー。


日本ではノカンゾウとも呼ばれるヘメロカリス。ギリシャ語で「ヘメロ」は「一日」、「カロス」は「美」。花が短命で一日しかもたないことから、この名がついたとか・・・・・。


花から花へ、ひらひらと舞い移るクロアゲハ。


ヘメロカリスの傍で咲いていた黄色い彼岸花。ショウキズイセン(鍾馗水仙)と言います。


この日のハイライト、白彼岸花。


白野江公園の坂道沿い、いたるところで咲いていました。


白野江公園には、およそ3万球もの白彼岸花が植えられているそうです。


展望広場あたりでは、かなり密集した白彼岸花を見ることができます。


天候に恵まれた3連休、大勢の人がカメラ片手に園内を散策していました。


こちらは、その名のとおり、紫がかった濃紺の花を咲かせる紫紺野ボタン。


きれいなオレンジ色に染まった、野ボタンの葉。


ふと気付いて足元を見れば、落ち葉が地面を覆い始めていました。


ちょっと気が早い気もしますが、はや色づき始めたモミジも・・・・・。


秋が深まれば、白野江公園が紅葉で埋め尽くされます。


鬱蒼とした木々の隙間から射す木漏れ日。苔むした山道がしっとりとした風情を感じさせます。


抜けるような青空の下、爽やかな秋の空気を満喫しました。白野江公園の白彼岸花はまだ咲き始めたばかり。これからしばらくは目を楽しませてくれそうです。

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寛ぎのコーヒー@星乃珈琲店

2014年09月14日 | 食べ歩き
一週間のうちで一番好きなのは、二日酔いを気にせず飲める金曜の夜ですが、次に好きなのは、土曜日の朝。電車の時間を気にすることなく、ゆっくり新聞に目を通しながら飲むコーヒーは、また格別です。時には、星乃珈琲店で遅めの朝食をとるなんてのも、週末の朝らしくていいですね。


コーヒー(星乃ブレンド)にフレンチトーストがついて600円と、とってもリーズナブルなモーニング・サービス。


私は、海老とアボカドと卵のトーストサンドを。朝食にはピッタリです。


週末は、朝8時からオープン(黒崎店)。モーニング・サービスは、開店から11時までです。


黒崎にできた星乃珈琲店は、八幡西図書館とも近いので、週末の朝食やブランチに便利。コーヒーもとっても美味しいし、たまには妻のリクエストにお付き合いするのもいいものです (^-^)ゞ

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神戸牛焼き肉 ~ おんどる

2014年09月13日 | 食べ歩き
水巻にある神戸牛焼き肉の店、『おんどる』へ。この日は、私の誕生日ランチだったので、帰りの運転は妻に任せて、まずはプレモル生で、ひとり乾杯


この場所に移転してから、ランチメニューが豊富になりました。


私は、霜降りがきれいな桜セットにご飯セットを追加。妻と母は、特選サーロインステーキ重、神戸牛まぶしを頼みました。


こちらは、お店からの誕生日プレゼント、すきしゃぶ。


タレにくぐらせた霜降りカルビを、片面だけさっと炙り・・・・・、


くるくるっと巻いて、卵を絡めていただきます。これが実に美味しい。とろける旨さです ヽ(^o^)丿


ご飯セットに含まれるのは、ご飯(白ご飯か雑穀米を選べます)、サラダとスープ。


これが、おんどる自慢の桜セット。


普通のカルビに・・・・・、


こちらは極上カルビ。


更に、骨付きカルビで、3種類のカルビを味わえます。


こちらは、極上ロース。どれもきれいな霜降りです。


焼き始めると、香ばしい匂いが漂って、これだけで、生ビールがますます美味しくなりますね。


神戸牛まぶし。鰻のひつまぶしのように、一杯目はそのままで肉の旨みを味わい、二杯目は山葵や海藻を加えてアクセントを。最後にダシを注いでお茶漬けでいただきます。


肉質やわらかなサーロインステーキ重。もちろん、これも神戸牛です。


朝から深く濃い青空が広がり、窓からは爽やかな風が吹き抜けて、気持ちがいい一日になりそうです。

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ランチ・パスポート北九州 ~ たまちゃん食堂

2014年09月07日 | 食べ歩き
錦織圭選手、全米オープンで日本人初の快挙です
ランキング1位のジョコビッチ選手を破っての決勝進出。なんとも見事な勝利でしたね。残り1試合、しっかり休養をとり、持てる力を存分に発揮して頑張ってほしいです ヽ(^o^)丿
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

さて、ランパス北九州第4店目は、『あなたの街のイタリアンキッチン たまちゃん食堂』を訪問。ここでは、ヘルシー・サラダランチ880円がワンコインでの提供となります。


通常のランチ・メニューはこちら。サラダ・ランチは、比較的新しいメニューなのでしょう。元々、健康にはこだわってきた、たまちゃん食堂。ヘルシー・サラダランチは、シェフらしいメニューだと感じます。


アラカルトも、ますます充実。今が旬の岩ガキは、ワインと一緒に味わってみたいですね。


生ハム、レタス、キュウリにラディッシュ、ひじき、フレッシュ・コーンやパプリカ等々・・・・。一番上に載っているのは、レッド・キャベツの酢漬けです。


ブロッコリのスープと天然酵母の自家製パン。右奥は、パンに添えられたオリーブオイル。


プラス220円でデザートを追加。桃のアイスと黒ゴマプリン(アイスの下に隠れて見えません)。


定番の生搾りジュースは、シェフの健康へのこだわりを象徴しています。


いつもながら、明るく賑やかな看板。この日のたまちゃん食堂では、初めて見かけるアルバイトさんが、シェフの指導・指示を受けながら料理の盛り付けなどをしていました。


北九州ランチ・パスポート、使い始めたのが8月初旬だから、概ね1ヶ月で、はや4店目。順調な滑り出しです(笑)

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豊前史跡めぐり ~ 旧藏内邸

2014年09月06日 | 北九州
大河ドラマ『軍師 官兵衛』も、九州を舞台に物語が展開されるなど、いよいよ佳境に入ってきましたね。8月31日の放映で初登場した宇都宮鎮房(しげふさ)が治めていたのが、福岡県から大分県に跨る豊前一帯。今回訪ねたのは、福岡県築上町にある旧藏内邸。明治時代に筑豊を拠点とした炭坑業で財を成した藏内家の邸宅です。藏内家は、代を遡ると宇都宮氏の家臣だった家柄ですが、江戸時代に帰農し、明治18年から炭坑業に関わって成功を収めました。


藏内邸の正門。門を通して玄関が見えます。


次郎作、保房、次郎兵衛3代の居館であった藏内邸の案内板。


玄関前に置かれた灯籠は、優に人の背丈を越える大きさです。


大きく軒が張り出した玄関。この部分だけで、普通の家一軒分くらいありそうです(笑)


土間と玄関間を合わせて15坪。土間はすべて大理石、天井には屋久杉が使われています。


玄関を抜けるとすぐの応接間からの庭の眺め。


応接間に付随するように造られた茶室。


至るところに生花が飾られていました。


広く張り出した軒先。波目様に組まれた幾何学模様が印象に残りました。


茶室から見る応接間。どの部屋からも庭が眺められるよう、L字型を幾つも連ねた複雑なつくりです。


こちらは、同じく茶室から大広間を見たところ。


応接間から大広間に繋がる廊下から、茶室の外観が見えます。黒っぽい白壁は、漆喰に墨を混ぜたもの。敷地内を流れる豊かな地下水による湿気を防ぐための対策だそうです。


18畳間が二つ続く大広間。天井の高さにびっくり (^-^)ゞ


大広間を囲む長く広い縁側。緩やかな丸みを帯びた弓型天井が、優美さを演出していました。


縁側からは、広い庭園を一望できます。この池の水は、川から引き込み、地下水路を通して注がれています。このため、常に流れがあり、澱むことがないのだそうです。


大広間の縁側だけではなく、すべての廊下や縁側の天井も、様々な意匠が凝らされていました。中央から左右に傾斜を持たせて、まるで屋根のようです。


何もかもが大きい旧藏内邸。廊下に渡された梁も、丸ごと一本の巨大なもの。


梁の上の曲面が力強さを感じさせます。


各部屋の欄間も、それぞれ意匠が異なります。


屋久杉の自然の朽ち木で作られた欄間。


裏表から立体的に彫り込まれています。




調度品も、貴重な重要文化財。


すべての電灯は、三つ巴の家紋入り。特注品です。




湯ぶねも床も、腰壁も、すべて大理石。


洗面所も・・・・・。


庭園越しに見る大広間。


茶室の前の百日紅。


旧藏内邸を取り囲む長閑な田園風景。


首を垂れる稲穂。収穫も間近です。


反対側の田んぼはまだ青々しく、あぜ道を挟んで対照的な風景でした。


近くの山里で、たわわに実る栗を見つけました。


秋らしい風景に接すると、暫し暑さを忘れて癒されます (^-^)ゞ


秀吉の九州討伐の論功により、この地を所領として与えられた黒田官兵衛と長政親子。これに対し、源頼朝に豊前の総地頭を命ぜられ、16代400年に亘りこの地域を治めてきたのが宇都宮氏(城井谷を本拠地としたため、別姓『城井(きい)』)。鎮房は、領民から『きい殿様』と呼ばれて親しまれた名君ですが、秀吉の命に逆らって本領安堵を願い出たことから、新たに入封した黒田と一戦を交えることになり、一旦和睦したものの、最後は黒田の居城、中津城で謀殺されました。築上町は、大河ドラマ『軍師 官兵衛』を機に、そうした対立の歴史を逆手にとって、官兵衛側にとっては敵陣であることをウリに、様々な町おこしを図っています。今回は、旧藏内邸だけの散策でしたが、次の機会は、宇都宮鎮房が築き、天然の要塞と言われる城井ノ上城址などにも足を延ばしてみたいと思います。

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