ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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シーサイドクラブ 海 その愛 ~ 若松南海岸通り

2012年11月19日 | 北九州
洞海湾に架かる赤い吊橋、若戸大橋。橋の風情はいつ見てもいいものです。このブログでも何度か紹介していますが、若戸大橋のたもとからJR若松駅に向かう通りは『若松南海岸通り』と呼ばれています。"Wakamatsu South Coast"・・・・・・語感のよさもさることながら、そぞろ歩けば、クラシックとモダンが調和する景色や海を渡って吹きそよぐ潮風が、どこか気持ちを和らげてくれる空気感があります。


そんな南海岸通りに面した、ちょっと風変わりなビル。これは加山雄三さん所有のクルーザー 光進丸の舳先をモチーフにしたマンションビルで、加山雄三を敬愛するオーナーが加山さん公認の下に建てたものなんです。、


その最上階『シーサイドクラブ 海その愛』には、このビルのオーナーである別役さんの加山雄三コレクションが所狭しと並んでいます。プライベートな部屋なので週末は公開されていないのですが、今日は念願叶って見せていただくことができましたヽ(^o^)丿


別役法尚さんは、NHK「第7回熱血オヤジバトル!2003」グランプリに輝いた『海 その愛バンド』のリーダー。結成以来10年に亘って幅広く活動されてきました。(写真は2003年12月7日の新聞)

残念ながら、海その愛バンドは暫く活動を休止されるとのこと。若戸大橋1DAYレッドウォークの日にライブを聴くことができたのは、本当にラッキーでした。

一番右は、1993年にMosrite(モズライト)社が作った加山雄三モデルギター。左隣は、それぞれYuzo Kayama 40th, 45th, 50th anniversaryの限定モデルです。


40周年と50周年モデルのネックには、Kayamaのイニシャル"K"がデザインされています。お洒落ですね~♪


40周年で40本、45周年で45本・・・・・。初代のの加山雄三モデルは、更に限定的にしか出回っていないそうです。弾けもしないのに、別役さんに勧められてその貴重なギターを肩にかけましたが、いやはや赤面の至り。心苦しいばかりです (^-^)ゞ


自他共に認める加山雄三ファンの別役さん。
そのおかげで様々な人と知り合い、心温まる交流が続いていると仰っていました。


俳優でありながら、作曲家でもあり歌手でもある、日本のシンガーソングライターの草分け、加山雄三さん。その多才ぶりは絵画にも発揮されています。この絵は『思い出の渚』。やはり、海をテーマにした絵が多いようです。


光進丸の進水記念の灰皿。


光進丸で、実際に使われていたコースター。別役さんにいただいてしまいましたヽ(^o^)丿


加山雄三さん公認の『シーサイドクラブ 海その愛』。このキャビネットは、光進丸の設計図を基に製作されたもの。写真には写っていませんが、シャンデリアやバーカウンターも光進丸の内装デザインを模して作られたそうです。


小さいながらライブ・ステージもあります。


加山雄三さん直筆の書。ビル最上階の光進丸の舳先に書かれた『海 その愛』は、この書の字が使われています。


突然の訪問だったにもかかわらず、コレクションの由来や加山雄三さんに端を発する様々な方との繋がりなど、興味深いお話をうかがうことができました。共通の知人(私にとっては先輩ですが)があることがわかって盛り上がったり・・・・ (^-^)ゞ バンドの活動は暫く休止とのことですが、来年はそのほかにも音楽イベントを企画しておられるそうなので、そちらを楽しみにしたいと思います。

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