ルイガノ旅日記

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風そよぐオアフ 2024年5月(9日目)~ダイヤモンドヘッド & CUU-LONG Ⅱ

2024年06月30日 | 海外旅行

ハワイ滞在間、最初の週は初日を除いて、雨の多い日が続きました。ダイヤモンドヘッド・ハイクを予約した日はどうやら荒れ模様になりそうだったので、2日前になって公式サイトを通じて翌週に変更。時間帯も1時間遅らせました。

 

ハワイ9日目の朝、7時前に23番バスでホテルを出発。バスはカリアRdからクヒオAvに入り、モンサラットAvを上って、約30分で「DIAMOND HEAD STATE MONUMENT」前のバス停に到着します。バスを降りると空は真っ青、山麓の空気が清々しく感じられました。この日に変更しておいてよかったです

 

ゆるやかな坂道を上っていくと、左側にKAHARA LOOKOUTという展望所があり、そのすぐ先にダイヤモンドヘッド西側の山壁をくりぬいたトンネルが見えてきます。

 

トンネル内部は、車は交互通行の一車線。その横に歩行者用の通路が設けられています。

 

トンネルを抜けゲートを過ぎて、午前7時半にトレイルヘッドに到着。バス停からは約15分の距離でした。予約したのは8~9時の枠でまだ30分前でしたが、すんなりゲートを通してくれました。

 

初めは、舗装されたゆるやかな坂道を歩きます。

 

少しずつ傾斜が強まりますが、朝早い時間なので気温も高くなく、気分は上々です

 

ルートの先を見ると、迂回路がずいぶん混雑しているようでした。

 

階段を上って、小さなライトが足元をほのかに照らす暗いトンネルを通過。昔はそれさえなくて真っ暗闇でしたから、ずいぶん通りやすくなりました。それでも、頭をぶつけそうな気がして、ついつい前かがみになってしまいます(笑)

 

混雑を緩和するために迂回路が設定されており、上りはそちらのルートが推奨されています。

 

迂回路に進んで上を見上げると、こんな大行列が……。頂上に到達するまでに、相当時間がかかりそうです~💦

 

私たちもこの行列に加わりましたが、中には諦めて引き返す人もいました。混雑を避けることを目的に2年前から導入された完全予約制、時間枠も指定しているのに何故こんなことに……?

 

幸い時間だけはたっぷりあるので、景色を楽しみながらゆっくり待つことにしました。クレーター内部の全景。向こうにはコオラウ山脈南端の山麓。逆光で見にくいですが、マウナルアベイが弓なりに弧を描いています。

 

コオラウ山脈はコオラウ火山が侵食されて残った急峻な地形で、山麓部分を含めればオアフ島の面積の約3分の2を占めるのだそうです。そんな山がちなオアフ島では、山麓や谷間の南斜面にぎっしりと住宅が立ち並んでいます。写真中央に見える住宅街(カイムキという町)を貫くまっすぐな道。「天国に駆け上る坂道」とも呼ばれるウィルアミーアライズ(Wilhelmina Rise)です。別の日に写真を撮ってきましたので、改めてアップしたいと思います。

 

エメラルドグリーンの美しい海には不似合いですが、記念に一枚……(笑)

 

ようやくダイヤモンドヘッドの山頂に着きました。この景色を見ると、時間がかかったことも吹っ飛んでしまいます。

 

ここが、太平洋の真ん中に浮かぶ小さな島だいうことを忘れてしまいそうなワイキキの街並み。

 

ワイキキの中心部を走るカラカウア通りは、白いビル群が途切れるあたりでダイヤモンドヘッド・ロードと名前を変えます。この通り沿いには門構えの立派な大邸宅がずらりと並び、カハラ地区と並ぶ高級住宅地となっています。

 

赤い帽子をかぶった白いダイヤモンドヘッド灯台が小さく見えていました。

 

帰りは、混雑した迂回路を避け階段を使いました。ザックがぶつからないよう、お互いに気をつけながらすれ違います。

 

ダイヤモンドヘッドに思わぬ時間がかかってしまったので、直接ダウンタウン(中華街方面)に向かうことにしました。

 

この日のランチは中華街の西端、Hotel StとRiver Stの角にある”CUU-LONG Ⅱ"。この店は、パールハーバー近くのPearl Kai Shopping Centerにある"CUU-LONG"の姉妹店です。

 

パールカイのCUU-LONGには、20年前ハワイに住んでいたころ、毎週のように通っていました。

 

甘酢のドレッシングが美味しかったチキンサラダ。ハワイでは野菜不足になりがちなので、外食の時は意識してサラダを頼むようにしていました。大皿で出されたこのサラダは、ボリュームたっぷりで食べきれず、残りは持ち帰りに……。

 

フォーに添えられるコリアンダーやミントの葉、もやし、レモン、青唐辛子など。赤いのは自家製の辛みソース。辛さもかなりのものですが、旨みもあってフォーのスープを好みに仕上げるには欠かせない調味料です。

 

私が頼んだのはビーフ・コンボ。メニューに「Eye Round Steak, Lean Brisket, Fat Brisket, Flank, Tripe, Tendon, and Meatballs」と書かれているとおり、いろんな肉がたくさん入っていました。透き通って旨みたっぷりのスープは、久しぶりに味わうCUU-LONGの味。さらに、何種類かのソースを少しずつ加えながら好みの味にしていきます。

 

妻が頼んだシーフード・フォーには、エビや白身魚のつみれがたっぷり。

 

懐かしい味に大満足。ハワイにはベトナム料理店が多いけれど、CUU-LONGのフォーはやはり大好きです。

 

帰りは、アラモアナセンターの手前でバスを降り、Whole Foods Marketへ。

 

広いフロアにいろんな商品が整然と陳列されてた店内。下手に触れると崩れてしまいそうで、心配になりますね。

 

チーズの種類も豊富。試食して好みであれば、少しくらい大きくても買って帰るのですが…… (^^ゞ

 

アヒやシュリンプのポケは、自分で好きな大きさのカップに入れてレジに持って行きます。

 

串に刺したシュリンプやサーモンもありました。BBQ用のコーナーでしょうか???

 

この日は、ステーキ用のリブアイを買って帰りました。

 

スパイスを塗りこんだ肉の両面と側面に焼き色をつけ、オーブンでじっくり焼いていきます。

 

この日の部屋食です。ステーキとメロン、KOHANA DAIQUIRIはホールフーズで、パンはKCCファーマーズマーケットで買ったもの。チキンサラダはお昼の残りです。

 

いい具合に火が通りました。肉質やわらか、適度にサシが入って美味しかったです。

 

氷を満たしたグラスに”HEMINGWAY DAIQUIRI"とライム。ラナイで過ごす夕暮れ時がまったりと過ぎていきます。すっかり日が落ちた後は、部屋に入ってホールフーズのスパイシーアヒポケで飲みなおしました。

 

この日のダイヤモンドヘッド登頂経路。バス停から山頂までのルートです。

 

ダイヤモンドヘッドの頂上から見渡す風景、何度見てもいいものですね。ただ今回、迂回路が大渋滞して1時間以上も足止め状態になってしまったのは、本当に残念でした。展望台の独占はほどほどに、ササッと撮って譲り合いたいものですね。

コメント (4)
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