ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

新緑と八重桜ウォーキング

2024年04月15日 | 北九州

早いもので4月も半ばとなりました。ソメイヨシノはすっかり散ってしまいましたが、今は白やピンクのハナミズキが住宅街の庭先を彩っています。6月並みに気温も上がった週末、自宅周辺のウォーキングに出かけました。出発後、西に向かって住宅街をいくつか抜けると遠賀川の河川敷に出ます。写真右手が響灘に注ぐ河口。遠くに河口堰が見えています。

 

この付近を歩いていると、離陸する航空自衛隊のT-4が軽やかに頭上を通り過ぎていきます。「レッドドルフィン」の愛称で親しまれている芦屋基地のT-4。白い機体と深紅の縁どりが青空に映えますね。

 

河川敷や土手、その向こうの山々の緑が目にあざやかでした。

 

近くの街路樹も、枝葉を広げてイキイキと輝いて見えます。

 

こちらは本城公園の八重桜。この写真は1週間前のものですが、そろそろ見ごろを迎えようとしていました。桜の奥に見えているのは、申し込みなしで誰でも自由に使えるミニトラック。時々、短距離走の記録会なども行われているようです。

 

淡い色あいの八重桜。この時は、三分から四分咲きくらいでした。

 

中には、満開に近い八重桜も……。

 

濃く赤いつぼみは、開くにつれて優しいピンク色に変化していきます。

 

八重桜は品種名ではなく、八重咲きになる桜の総称。個体差が大きく、花の色や形、咲く時期は様々です。

 

江戸時代中期、京都・仁和寺でオオシマザクラとサトザクラの交配によって作り出された言われる御衣黄。

 

平安時代の貴族が好んで着用した衣服の萌黄色を連想させることから、この名が付けられました。

 

平安時代と言えば、1月にスタートしたNHKの大河ドラマ『光る君へ』も回を重ねて第15回。権謀術数にたけた藤原兼家亡き後、貴族たちの覇権争いがいよいよ激しさを増しつつあります。物語の展開とは別に、出演者の皆さんの衣装、特に女性の衣装は色あざやかで印象的なものが多く、当時の貴族の生活に思いを馳せる上で興味深いものがありますね。これまでのところ、萌黄色の衣装は登場していないと思いますが…… (^^ゞ

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする