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ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

ジョウビタキと名残りの秋

2022年11月18日 | 北九州
響灘緑地グリーンパークで、今シーズン初めて見かけたジョウビタキ(♀)。遥か遠く北の大地から、山を越え海を渡ってようやく帰ってきたのですね。自宅周辺では先月半ばくらいから、それらしい声は聞こえていたのですが、姿を見るのはこの日が最初でした。


平日だったせいか、人もまばらな芝生広場。


秋のバラフェアも終了間際のこの日、バラ園の主役たちも心なしか寂しげです。
京成バラ園芸の和歌シリーズ “しののめ” 。


ズヴニール・ドゥ・アンネフランク、別名アンネの思い出。淡いピンクからクリーム色へのグラデーションがきれいなバラです。


純白の花を一斉に咲かせるアイスバーグ。「Iceberg(氷山)」という名のとおり、小山に雪が降り積もったようにも見えますね。


燃え上がる聖火を思わせる、鮮やかな朱赤のバラ、オリンピックファイヤー。


ブラックバッカラは赤みを帯びた黒。エンジに近い色あいです。


2次大戦下、軍靴の足音迫るフランス・リヨンで作出されたピース。
ナチスドイツによる占領を目前にして、フランシス・メイアンは交配を重ねて作り出した苗木「3-35-40」を、リヨンを脱出する米国総領事に託します。他の苗木が戦火の混乱で消失するなか、アメリカに渡った苗木は、バラが繋いだフランシスの友人、ロバート・パイルのもとに届けられました。ロバートによって大切に育てられたこのバラは、1945年4月29日、全米バラ園芸協会によって名前が付けられることになりました。そして、まさにその会議の席上、長い戦争の終わりを告げるベルリン陥落のニュースが飛び込んできたのです。全米が歓喜に沸くなか、このバラは、戦争のない世界を願って「平和(peace)」と名付けられました。


温かみのあるクリームイエローと淡いピンクのグラデーションが美しいエレガントレディ。今は故人となられたエリザベス女王の許可を得て、かつては「ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ」と呼ばれていました。


日本を代表するバラの育種家、寺西菊雄さん作出のエスプレッソ。


時期的には遅いと思いますが、グリーンパークのコスモスはまだ華やかでした。


白地にピンクの縁どりが可愛いピコティ。


多肉植物を育てている友人から、株分けした寄せ植えをいただきました。どんどん増えるのだそうです。育て方が上手なのでしょうね。


木工房 風来舎、 半沢清次さん作のスツール。妻は前からこの椅子が気に入っていたのですが、私の骨折を機会に購入する決心をしたようです。


私が楽に靴を履いたり脱いだりできるようにと、玄関の隅に置いたスツール。細部にわたって実に丁寧に作りこまれており、デザインも素敵です。「そんなの要らないよ~」と言っていた私ですが、実際に使ってみると、どっしりとした安定感があり思いのほか快適でした。
コメント (14)
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