賢者の贈物

　　　　

今日は残業の見回り当番だったので、帰りが少し遅くなった。
品川から横須賀線に乗った時に、家人に“帰るメール”を打った。

「いま電車に乗ったので、一時間くらいで着く」

鎌倉についたが、家人に迎えに来てもらったら悪いなと思い、歩くことにして
途中のコンビニでコロナビールを買う。

そして、家に着いたら、駐車場に車がない…？？

娘に聞くと、お父さんが着く頃だから、と迎えに出たという。嗚呼…

お互いが、お互いを思いやって、そしてすれ違ったという訳です。

あまりに貧乏で、クリスマスにお互いの配偶者にプレゼントが買えないので
自慢の髪を売って、夫の金時計につけるプラチナの鎖を買った妻と
自慢の金時計を売って、妻の欲しがっていたべっ甲の髪飾りを買った夫の話
あの「賢者の贈物」とまでは言わないですが…そいういう話ですよね。

ところが、現実に駅から帰ってきた妻は「もう二度と迎えに行かないから！」と
カンカンに怒っていました。
しかし「まるで“賢者の贈物”のようなすれ違いじゃないか！」と言うと
いっぺんで機嫌が直った様子です。

世の中の「いさかい」って実はこういう風に、自分の思いが相手に伝わらない
という腹立たしさからくることが多いのでは…。
今夜は、賢者の贈物というキーワードで、家人とは心が共鳴できましたが、
ひとつ間違うと大ゲンカの素でした。神様ありがとう。

ちなみに、賢者の贈物とは、東方の３賢者がイエスの生まれた日（クリスマス）に
世界で初めてクリスマスプレゼントをイエスに贈ったというところから来ています。

作者のオー・ヘンリーはこの感動的な短編を、この若い夫婦の贈物こそ、本当の
賢者の贈物ではないでしょうか、と結んでいます。
私の大好きな、大好きな話。こんな、真夏に思い出させてくれた家人に感謝です。

ＰＡとミキサーの接続試験

会社から帰宅後、８ＣＨのＰＡと同じく８ＣＨのミキサーの接続試験をした。
ＰＡの２ＣＨにミキサーをつないだので、実質的に合わせて１４ＣＨになる、
というのが私の机上の計算。


　　　　
実際にそうなるのかは繋いでみないと分からない。出力が上がらなくて使えない
かもしれないし、ノイズが酷くて聞けたもんじゃないかもしれない。
ミキサーには、出力が３系統あって、そのどれが一番ＰＡと相性がいいかも
実験してみないと見当もつかなかった。

ミキサーのモニター出力をＰＡの５・６ＣＨへ繋いだ場合が一番ボリュームが
出るようだ。というのが今晩の結論。まだメイン出力から取ったらどうなるかを
試す必要があるが、接続コードのことも考えると、今日のセッティングが
おそらくベスト。

いよいよ本番まで、あと９日だ。

8/9（日）

6:00起床、シャワー、髭剃り
7:00朝食（カタクチイワシの南蛮漬け）
7:45自転車で教会へ
8:00ミサ（私は天から降ってきたパンである）
9:00鎌倉野菜市場で茄子と胡瓜とオクラとトマト
9:30帰宅、前日の練習のＭＤを聴き始める
9:50ダイゴローさんから携帯メール「いま江ノ島です」

急いで支度して、自転車で江の島に向かううちに、快晴となる。
海水浴客で海岸はいっぱい。七里ガ浜も遊泳できないが、人がいっぱい。


　　　　　

ヨットのコックピットに天幕を張り、その下でウクレレを弾く。
なんという贅沢。


調子こいて、裸でいたものだから、すっかり西日にやられまして、体の左側が
ひりひりです。

夕方家にかえって、家人と娘と「ぼんぼり祭り」へ。

　　　　　



　　　　　　　
義父のぼんぼりは、本堂への階段の上から４番目にあった。
もはや、娘もおじいちゃんのぼんぼりと一緒に写真に写るのを潔しとしない年齢。

階段の一番上には、ヨットもやる某知事の走り書きのような書があった。

結構薄暮で暗くなって来ているのですが、カメラのレンズを通ると明るいですね。
本堂から舞殿を望む。舞殿ではお琴の演奏。

今年も鈴木英人氏は、花の絵。シックないい絵です。逗子のＳ井氏の呑み仲間
だということで、昨年のときより親近感を持って拝見。
紙全体に着彩してるのは、英人氏だけじゃないかな。白い花が浮き上がって見え
ます。某知事の１００倍、手間暇がかかっています。
　　　　　　　　

このぼんぼりの書や絵は後日団扇になります。それを八幡宮が売っているのかは
良く知りませんが、我が家にも毎年頂いています。

８/８（土）練習日、欠席者続出

橋ちゃんが先日の鳥羽レースでクラス優勝、総合優勝の完全優勝したらしいことは
知っていたので、レースで忙しいとは思っていました。
案の定、昨日携帯メールで確認したところ、現在もレース活動中で、今週、
来週ともレースで参加できず、納涼祭本番も欠席とのこと。
まじめにコードストロークをしてくれていた彼が抜けるのは、やや苦しいが、
致し方ない。僕らはウクレリアンであると同時にヨットマンでもあるのだから。

さらに、ダイゴローさんも家庭の事情で欠席との連絡が携帯メールに。
これも致し方ない、僕らはウクレリアンである前に家庭人なのだから。

更に、ミカさんもアッキーくんが熱を出して発疹もあるとのことで、欠席との
連絡が入る。これも不可避だ、僕らはウクレリアンである前に…ってしつこいか。

Ｉ瀬さんは前から欠席連絡をもらっていたし、このままでは、Ｏ川さんと二人きりか。

しかし、欠席ばかりではなかった。キムタク小林さんが、急遽参加可能になった
という連絡も入る。

これで、本日の練習参加者は、Ｏ川さん、キムタクさん、私の３名。
本番間近でこの人数は結構あせるところだが、そこはアマチュアバンドの良さで
あまり焦ってはいないんだなあ。
　　　　　

本番は、ミカさん、Ｉ瀬さん、Ｏ川さん、ダイゴローさん、Ｓ根さん、キムタクさん
そして私の７名編成。

楽器６ＣＨ＋マイク３ＣＨ＋バッキングiPod用に１ＣＨ＝１０ＣＨ必要になる。
私の持ってるポータブルＰＡでは、８ＣＨが限度なので、昨日amazonで
BEHRINGERのポータブルミキサーを注文しておいたら、早くも今日届いていた。
これ、ＰＡに繋いでＣＨを増やせるかなあ。やってみるしかないな。


　　　　　
これ、一応８ＣＨ対応ということになっている。実質６ＣＨだと思うけど。

ようやく夏の晴れ間、梅干し

ようやく、梅が干せる天気になった。昨夜家に帰って（深夜１時過ぎよ）から
干しザルを洗って乾かしておいた甲斐があるというものです。

朝からベランダで干しています。この天気続いてくれると嬉しいなあ。

「おいしくな～れ、おいしくな～れ」

今日はこれから、ウクレレ練習で大船のきらら玉縄へでかける。
納涼祭本番まで秒読みだ。

　　　　　

海彦山彦会 暑気払い

たからにて、ゴルフの会の暑気払い。
６時過ぎに入店。３番手なり。
先客は、ＭＴ氏とＦ嶋シェフ。
　　　　　

４番手はにわかに振り出した夕立ちの滴を払いながら、Ｍ橋編集長。
５番手に、紅一点。女子の部ならず総合も優勝者の、ハマちゃん。
ハワイ島ヒロのSIGZANEで購入のアロハでキュートなチャイニーズドレス。


しんがりはトミー。この暑い中、ダンディーにストライプのサマージャケットで
登場。相変わらずの伊達男ぶり。口の悪さも相変わらず。
そしてみんなで、記念写真。私はカメラマンで映っていませんが。
　　　　　

いつものようにとりとめもない話で、ハマちゃんの先導で、さまざまな料理と
紹興酒に舌鼓を打つ訳です。写真撮り忘れましたが。
９月の上旬に、初の海彦山彦会コンペが行われること、４組くらいであること‥


Ｆ嶋シェフから拝領の「越乃寒梅」を披露するＭ橋編集長。


そして二次会は、新橋地下街の樽酒の店。菊正宗の焼酎とお新香で〆。
メンバーはＭ橋編集長、ＭＴ氏と私。

　　　　　



　　　　　

江ノ島花火大会

花火大会の日、８月４日（火）は休みをとりました。
船上から花火見物は初めてです。いやがうえにも盛り上がります。

朝から買出しして、料理です。お昼ご飯を作りつつの作業。
先ずは、枝豆の塩茹で。たっぷりの湯に、一掴みの塩。
次は唐揚げ。鳥のモモ肉４枚を少し小さめにカットして、にんにく醤油と
黒コショウで下味をつけます。そして、かたくり粉をまぶして油へ、１６０度で
一回きつね色になるまでじっくり揚げ、次に１８０度に上げて二度揚げします。
甘辛いたれにくぐらせたい衝動を抑え、これで完了。
ここ一週間ほど、味が濃すぎだと言われて来ているので、十分に注意します。


　　　　　



船には３時半ごろ到着。我が家が一番乗りでした。家人と娘が来たのも珍しい
ことです。というわけで、準備が済んだら、記念写真。
　　　　　　
　　　　　　　　　　

ダイゴローさんも到着して、海水浴…ではなく、船艇掃除です。


普段の日だということを実感するのが、上空の対潜哨戒機Ｐ３Ｃ。
　　　　　

日が暮れかかって、港外に出港して腰越沖にアンカリング。
ＭＴ氏からダイゴローさんと私に、アンカリングの基礎講座をしてくれるＭＴ氏。

　　　　　
　　　　　



アンカリングして、食材御開帳。ダイゴローさん、ＭＴ氏も持ってきた食材を
テーブル代わりのクーラーボックスに広げます。
ビール、ワインで宴会スタート。

やがて日が暮れ、いよいよメインイベントの開始。
江ノ島花火大会は、打ち上げ数５０００発と鎌倉の花火大会をはるかに凌ぐ規模。
海岸のイベント本部のＭＣが海を渡って聞こえます。

海上は真っ暗なので、陸の明かりや花火は見えるけど、手元は見えません。
カンテラはあるものの、宴会はしばし休憩で、花火に集中。
　　　　　



　　　　　

鹿教湯で見た花の名前

鹿教湯で見かけた、オレンジ色鮮やかな、この花の名前が分かりました。

「ノウゼンカヅラ」

花には毒があるそうです。夏から秋にかけて、開花時期の長い花らしいです。

今日は、これから買出して、午後からは江の島花火大会を船上で見るために
家人と娘とチャリで出かけます。

新橋 支那そば麺家酒家

看板は「麺家」です。
新橋のからす森口から浜松町方面へ、線路に沿ってだいぶ行った方向。
芝に勤めていたころ発見した、塩味のワンタン麺のウマい店です。
　　　　　　

本日虎ノ門のユーザーのところへ行った帰りに、久しぶりに寄る。
お昼少し前に入店。先客1名、五色雲呑麺を頼んで食べる頃には満席。
食べ終わった頃は行列。
５種類のワンタンの色がカラフルで印象的、それぞれ味も特徴的。
スープは白湯スープで、トンコツかなと思ったが鶏の出汁がたっぷりなので、
鶏白湯と言ってもいいかも。非常においしいです。


　　　　　　

麺は細めん、ややちぢれ麺。チャーシューは店の中の表示では黒豚使用で、
よくある煮豚系ではなく、ちゃんと焼いたチャーシューで歯ごたえと旨味が
しっかりしていて、好感。
かなり上位に入る一杯です。五色雲呑もいいかもしれませんが、このメニューは
目を引くためのメニューなのかも。
１種類のワンタンが３～５個（３個か５個を選べる）入っている雲呑麺は、
通常のワンタン、海老ワンタン、野菜ワンタンの３種です。
このうち、以前に経験したのは「海老」です。今度は、この３種を
食べ比べてみたいと思います。

8/2

今朝は朝から雨で、８時のミサに出て、帰ってきてから、ウクレレ、ＰＣ、料理
で過ごそうかなと考えていた。事実、午前中はウクレレを弾いて過ごした。

昼に茄子の天ぷらとざるそばを食べて、天ぷら鍋の油のこびりつきをコンロで
焼き切って掃除をしたり、とかやってたら、薄日が差してきた。

こうなると、家には居られない。

江の島に行くことにする。しかし、いつ降るかわからないので、バイクで行く。
ウクレレもレインカバーを用意して担いでいくことにした。

こんな天気でも、海に入りに来てる人はいるのですね。
思ったよりも、海岸は賑わっていた。海の家もある程度は入っている。

江ノ島での用事を済ませて、帰ってきて夕飯で焼く予定の鶏肉を下ごしらえして
冷蔵庫に格納。塩コショウしただけだけどね。２時間以上前だから、しっかり
味が染みついて旨くなる予定。実はこれが良くなかった。

TSUTAYAからレンタルＤＶＤが届いていた。「LIFE 天国で君に逢えたら」
桑田圭祐の「風の詩を聴かせて」が主題歌の実話に基づいた映画だ。
泣きながらこれを見る。
「余命一か月の花嫁」より泣けた。この差は演出でしょうね、きっと。

鶏もも肉は、一枚はフライパンでにんにくと油で焼き、もう一枚はゴロゴロに
切って、かたくり粉をまぶして、揚げ、甘辛い醤油たれにくぐらせる。
おいしいはずだったのだが、今回は失敗。
実は味が濃すぎて、高血圧が悪化しそうだったので、完成後に鍋に湯を沸かして
そこに投入し、５～１０分くらい煮たら、ちょうど良くなった。
煮た鍋のスープは明日朝のスープに丁度いい感じだ。

たまにはこういう失敗もある。何しろ何のレシピもなしで作ってるからねえ。

さて、今夜はこれから、全英の藍ちゃんを応援だ！冷えたビールを片手に。