3/16（日）上田～鹿教湯へ

3月15日（土）元東京法人のＫ村部門長と私の二人で、長野新幹線の上田まで
乗りましたが、僅か２時間程の旅程です。日帰りが十分に可能な場所。
上田駅に１１時半ころついて、斎場まで徒歩２０分程度の距離があったが、
時間があったのと道が分かりやすかったので歩く事にした。

上田市常磐城の上田法事センタから車で小一時間の距離の火葬場でＭ茂さんは
荼毘に付された。数名の親族と仕事や病院の仲間に見送られてのことだった。




火葬場ではお線香こそ焚いたが、僧侶も神官も神父もおらず宗教色のない
シンプルなものだった。長野では骨にするだけということで、戒名もまだ
ない。

Ｍ茂さんの骨を抱いたお兄さんと親族の車に乗せてもらい、上田駅前へ。
Ｋ村さんと私はここで降ろしてもらって、駅前の居酒屋で彼の追悼。
しんみりと２杯ほど飲んで、帰るＫ村さんを駅に見送り、ホテルへ。






ホテルにチェックインして、駅ビルのラーメン屋「武士（もののふ）」へ。
ここは、あっさりとこってりの２種類を選べるシステムで、両方を特殊な器で
同時に食べ比べるというメニューもあった。私はあっさりの“幸村”を食す。
近所にあれば、また行きたいと思うだろうほど旨かった。満足。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　HOTELサンルート上田の朝食

翌朝、上田駅前から鹿教湯に行って来ようと思いつく。
駅前で路線バスを探すと、１番乗り場から１時間に１本ほど出ているようだと
思って、バス停でウクレレを弾きつつ待っていたら、一向に来ない。変だなと
運転手に聞くと、あと１時間来ないという。

鹿教湯線という路線は、全部鹿教湯温泉行きだと思って、行き先表示を見てい
なかった。恐るべしローカルバス。しかし、急ぐ旅でもない、じっくり待って
やろうじゃないの。８：３０～１０：４１のバス待ちでした。

鹿教湯には１１：２０くらいに到着した。何度かＭ茂さんの処に来てたので
見慣れた街並みです。３年前に逗留していた「斉北荘」の前をとおり、鹿教湯
温泉病院へ。勝手知ったる、のつもりだったが「？？？」。

なんとか２階のＭ茂さんと演奏したロビーにたどり着き、暫したたずむ。
食事をしている人がいたので、ここでの演奏は控えておいた。知った療法士も
居ないので、玄関前の車寄せのベンチでウクレレを弾いた。ここでも３曲。
“星に願いを”“スターダスト”“真夏の果実”





通行人がちらちら見るが、聞いて行こうという人はいない。昔、Ｍ茂さんと
長野のなんちゃらという駅で駅前コンサートと称してやった時のような感じ。
まあ、やめろ！と言われないだけいいか。とにかく追悼の演奏です。

この近くで丸茂さんにウナギをご馳走になったことがあるので、ちょっと探し
たが、見当たらない。廃業したか…。
それならと、鹿教湯温泉饅頭の“翁”さんの隣の蕎麦屋で、供養のビールと
唐揚げ、仕上げに十割蕎麦をいただく。ここは前Ｔ田さんと来た事があると
見覚えを感じたが、ここの唐揚げと十割蕎麦が旨かった。




隣の“翁”で温泉饅頭を買い、バスの時間まで小一時間あったので、バス停
のベンチでウクレレを取り出し、また３曲。譜面なしで出来るＭ茂さんと
やった曲はこの３曲なので…。

ここでも通行人がたまに通るが、遠巻きにして通り過ぎて行く。

上田に戻って、１４時１９分の東京行き新幹線に乗れた。