ドリームピックのウクレレ日記

ウクレレとヨットの大好きな「お腹の大きなオヤジさま」
dreampicのウクレレ日記。

終身雇用制は崩壊したのか

2014年04月24日 21時12分18秒 | 日記
昼食は元町の方向でザル蕎麦とした。“木の芽”の大ザル、です。



明日は全エリアの所長会議で代々木です。夜は会社を辞める人が何人かいるので、
送別会です。辞めるけど来ない人もいる。今までの会社ではあまりなかったけど、
定年前に辞めるのは、事情が色々でしょうからね。仲良くなった所長だから気持ち
は複雑です。

終身雇用制が崩壊したと言われて久しいけど、今までいた会社は基本的には終身
雇用制が継続してたし、働いてる側も、そんなことは疑いもしなかった。
そもそも、それを継続させる為に50歳から雇用制度を変えて、賃金を抑えていた
はずだった。
そしてその高年齢層には、なんだかんだ言ってもまあ、大方受け入れられていた。
だがしかし、若い世代には、終身雇用制度は崩壊していたのかもしれない。

それは、定着率の悪さである。最近はそれは、入社数年の若い世代だけではなく、
もう少し上の世代にも広がっているようだ。非正規雇用従業員が増えているのが
その定着率の悪さを増大している。

雇用する側の理屈で、簡単に首を切れない正規従業員より、いつ景気のあおりを
受けても、トカゲの尻尾のように切り捨てられる者を増やしておいた方がいいに
決まっている。

しかしそれは、安定した社会を生み出せない危険な選択だ。不安定な身分の
従業員の多い会社が、どうして安定した業績をコンスタントに出せるのか。
会社が安定してない社会が、安定した社会になる訳がない。

その上、カースト制度のような正規雇用と非正規雇用を並列に並べて仕事など
旨く出来ないのは、明らかだ。

アメリカンドリームと良く言われる。昨日は風采の上がらないメールボーイが
明日は社長に、という夢を描いて仕事が出来る国じゃないでしょ。
それは、活き馬の目を抜くような気の抜けない世の中を差しているのであって
私には、ちっともドリームじゃない。
コメント
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