夕方７時半ころ鎌倉に着いた。まだ、少しだけ陽の光の名残りが西の空に残っていた。
夜の帳が完全に下りる前の、妙に静かな宵。
正直言って、大分復調してきているのは間違いない。
しかし、まだ元通りに戻っていないのは実感する。それが、外から見て分からないのが
この病気の特徴で、周りからはもう治ったように見えるが…。
今度の月曜に家人が一緒にリハビリ病院に行って、もっと積極的に治療はできないか
と聞きたいらしいが、医師の答えは分かっている。「時を待つように」だろう。
いちばん情けなく思っているのは、自分自身だ。しかし、焦っても何も解決しないのも
良く分かっている。どう思われようと構わないが、今までのように期待してる回りに
申し訳ない気持ちだ。
Ｍ茂さんの鹿教湯病院の病院祭は断ったし、葉山マリーナのサマーフェスタも結局
申し込みをしなかった。
しかし、今年も由比ヶ浜商店街の納涼祭に声をかけられたので、これは絶対にうまく
やらないと…去年はドタキャンで迷惑をかけたのに。
